Gymnos ethos ~まっさらな気持ちで~

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まずは想像すること

2010-03-03 01:22:49 | Weblog
フィットネスから帰って来て、たまたまつけたテレビ。
テレ東系のニュースでやっていたものを注視した。

「量子ドット」

僕も初めて聞いた。電子の大きさレベルの半導体加工。
ナノテクの最先端技術なのだ。

ニュースでやってた内容によると、その量子ドットを応用すれば、
光半導体の変換効率を上げて、
・レーザによる最小のプロジェクタ
とか
・変換効率60%以上の高性能太陽電池
あと、ここは詳しく理解できなかったが、
・ノートサイズのスパコン
などができるそうだ。兎に角、次世代の電子部品や機器を作る土台となる技術を作っているらしい。

ぼくなんか昔、携帯電話で1m先の壁に居酒屋で自分の写真を人に見せたりする「携帯プロジェクタ」なんかできたら売れるんじゃないかなぁとか、会社の先輩のZさんに飲み屋で語ったところ、「そんなものできん。」と一蹴(臭?)。クソみそに言われたことがあったっけ。

まあ、そのときはなんとなく「高輝度LED」とかを使えば…とか言ったけど、レーザ光で作るプロジェクタ。。すごいっすね。

まあ、今から5年以上も前に東大の先生が発表した論文から研究開発した技術じゃないとできない話なんだから、僕なんか素人の考えの及ぶ話しじゃないけど、兎に角まず、
「こんなこといいな できたらいいな(ドラちゃん?)」
って想像することなんだなぁと思った!!

まあ昔で言えばライト兄弟ですよ(古)。

空、鳥みたいに飛べるかな?

飛べるにはどうすれば? 何が問題点なんだ?

そういうことを突き詰めていけば 青色LEDだって、FLASHメモリだってできるんだと励まされたわけです。

今現在(2010年で) その量子ドットの技術を使ったレーザ素子の量産化は
「株式会社QDレーザ」という日本の企業だけしかできないらしい。

東大の荒川教授の研究室には富士通・日立・NEC..etc.その筋の技術者たちが結集して研鑽しているらしい。

国からの補助金。この最先端技術を日本がリードするかもしれない可能性を伸ばすためのお金は現政権になってから事業仕分けにより、前政権時より三分の一に減額されたらしい。


シンガポールでは国を挙げて特許技術を国の資産にしようと、有能な技術者を惜しみない経済的支援と研究開発環境を提供する国家戦略の模様を描いたNHKのドキュメンタリー「沸騰都市」という番組をふと(洒落?)思い出した。

現政権が続けば、…これはもしかしたらであり、断定は出来ないけど、最先端の電子工学技術を引っ張っていくのは日本ではなく、シンガポールなのかもしれない。。。


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