宮島観光の後半です。予定では、時間の許す限り島内の
神社仏閣や情緒のある小路を散策するつもりでしたが、
厳島神社詣での最中から雨がポツポツ降ったりやんだり。
大願寺の九本松
神秘的な樹形の黒松は、ときの伊藤博文氏が明治時代に
手植えされたと伝わるそうです。
この頃には雷も鳴りはじめ、いよいよ怪しい雲行きに。
雨支度もありませんでしたから急遽、桟橋駅方面へ足を運びました。
体に感じるほどの雨が時折当たりましたが、
目の前に姿を現した「五重塔」を素通りすることは出来ません。
和様と唐様を巧みに調和させた建築様式で、桧皮葺の屋根と朱塗りの柱や
垂木のコントラストが美しい塔です。高さは27.6m。応永14年(1407年)に
建立されたものと伝えられています。
その真向いの豊臣秀吉公を祀る豊国神社。
島内では最も大きな建物で、畳857枚分の広さがあることから千畳閣と呼ばれます。
一瞬薄日が差したのも束の間、千畳閣に上がったと同時に豪雨に見舞われます。
激しい雨垂れの音と、真上で轟く雷鳴に肝を冷やしながら、
雨宿りするほかありませんでした。
30分ほど足止めを食らった格好ですが、古来より宮島を訪れた名立たる武将や
志士たちに思いを馳せてみますと、この上なく贅沢な時間に他なりません。
午後からの予定もありましたので、宮島観光はここで諦めます。
どうしても味わいたかった宮島の名物を目当てに表参道へ。
紅葉堂 本店
広島県廿日市市宮島町448-1
0829-44-2241
揚げもみじ あんこ、チーズ、クリーム各1本
180Yen
お馴染みのもみじ饅頭をサクサクと軽い衣で揚げたもの。
熱々をハホハホしながら頂きます。勿論美味しさは完璧です♪
樹齢270年のケヤキから作られた「世界一の大杓子」。
この後はお待ちかねの昼食へと向かいます!
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