『Welcomeのぶ・ろ・ぐ』A recluse in Manila

隠遁オヤジは今日もまた桜散る散る日本と陽はまた昇るマニラにて世の無常を嘆きつつ、後は野となれ山となれ。

国を逃げ出す中国人

2014年02月02日 | Philippines(生活全般、その他不動産等)
少し前の記事になりますが、中国から富裕層がじゃんじゃん逃げ出しているそうです。

記事はこちらのブログからいただきました。
「新しいレポートでは、中国人の億万長者の64%が移民したか、ないしは移民の計画を持っている、ということを示している。アメリカ合衆国が彼等のお気に入りの移民する国となっている。
ドル以上の超富豪の3分の1は既に移民を果たしている、とある。

 このデータは非常に多くの富裕中国人が家族と資産と共に海外に出ているという、中国の富が国外に出て行く最新の現状を提供している。前の調査では、富裕中国人が国を離れる主な理由として、より良い教育を自分達の子供に与えるためであり、また公害から逃げるためであり、更には郊外が人口過多になってきているため、となっている。

 しかしアナリストらは、別の理由があると言う:自分たちの財産を守る為だ。中国政府が腐敗撲滅に動いていることで、政府との癒着やコネで財産を築いたような多くの富裕中国人は、自分達の資産を隠したり中国政府の手の届かない他国へ移そうとしているわけだ。」(サイトより抜粋)

ため息まじりに思うこと、、、
さすが、中国人の特に富裕層は政治的な動きには敏感ですから、何か察知していることは間違いないでしょう。
それは当たるかもしれませんし、当たらないかもしれません。どちらにしても、自分達の資産を守れるように手を打って動いているのですね。
米国に政府高官(の家族や愛人)たちが移住していことはすでに有名です。

日本においても、少なくとも10年くらい前から香港などに保有資産10億円(土地を含まないキャッシュでの資産です)以上の富裕層がせっせと資産フライトをしてきまして、そのクラスの人たちの資産フライトがすでに終わり、次に1億円以上の資産保有者が動き、最近では1億円以下、5,000万円以上の人たちも動かしているのではないでしょうか。

結局、動けない人たち(いわゆる「持たざる者」とでも言いましょうか)が戦争や動乱に巻き込まれて行くのは、世の常です。

小生が危惧するのは、ますます貧乏になって行きますと(貧富の面で二極化が進むと)、やがて若者が軍隊に入るようになります。貧困と不満の原因が他国にあると思わされるように誘導されるとリーチ一発で信じ込みます。そして洗脳の甲斐あって、妄想からさらに強烈な憎悪にまで上り詰めます。
この間に、導火線は巧みに且つ確実に引かれて行きます。

後は、頃合いを見計らって、導火線に火を付けるだけ、、

この構図は長い歴史の中で変わっていません。日本においても、すでに鉄砲がもたらされた時から、この歴史の流れに組み込まれてきました。当時の戦国大名と外国勢力を切り離して考えることには何の意味もありません。
織田信長が何故あそこまで急激に上り詰め、そして何故殺されたのか、、、
当時のイエスズ会との関係を無視できるものではないでしょう。

明治から今日に至るまでも、一貫して同じディレクター群によってシナリオが書かれてきました。
違うのは時代時代に顔を出してきた主演者と出演者だけです。

「持たざる者」は主演者ではありませんが、いつも裏の主演者でした。

政府を信じる、国を信じる、国家のために、、、
命を懸けるにふさわしい国、信じるに足るような国が存在したことなど、世界史上一度もありません。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ルール破り (バボイパパ)
2014-02-02 10:44:15
中国人の羞恥心の無さ・・ルール破り・・日本人の生活文化を学んでもらいたい。
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無題 (Welcome)
2014-02-03 16:10:24
まともな人も多いのですが、馬鹿の数も桁外れですからね。電車の中やエレベーターの中でいきなりウンチをするのは、、、ルールも何もあったものではないです。
返信する

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