『Welcomeのぶ・ろ・ぐ』A recluse in Manila

隠遁オヤジは今日もまた桜散る散る日本と陽はまた昇るマニラにて世の無常を嘆きつつ、後は野となれ山となれ。

フィリピン洪水状況

2013年08月22日 | Philippines(生活全般、その他不動産等)

「深刻な洪水被害が発生したルソン地方カビテ州では、18日午前8時~21日午前8時の72時間に、総雨量978ミリを記録。24時間雨量は19日午前8時~20日午前8時の475.4ミリが最大。

これは2012年8月に首都圏周辺を襲った記録的豪雨の際、首都圏ケソン市で記録された391ミリ(8月7日午前8時~8日午前8時)を上回る雨量だったそうです。」

物凄い雨量だったのですね。

「8月22日のマニラ新聞より
豪雨・洪水被害

豪雨被害による被災者100万人超える。死者15人、3万5千世帯が避難
豪雨・洪水の被害状況を説明するデルロサリオ国家災害対策本部長(左)=21日午後5時20分ごろ、首都圏ケソン市で写す

 国家災害対策本部によると、台風マリン(12号)により影響が強まった南西季節風による豪雨・洪水被害の死者は21日午後6時現在、前日から7人増え計15人となった。行方不明と負傷者は、それぞれ4人と41人で前日と変わらず。被災者は、首都圏と5地域・行政区の16州31市で計22万5056世帯、100万人を超え、3万5668世帯、16万3869人が避難生活を続けている。

 同対策本部によると、首都圏パラニャーケ市で水死した84歳の女性の遺体が発見されたほか、ルソン地方ケソン州サリアヤ町では、12歳の少年が洪水に流され死亡した。さらにルソン地方カビテ州イムス市などで計5人の死亡が新たに確認された。

 比気象庁によると、台風マリン(12号)は21日朝、同庁の観測域を抜けた。南西季節風の影響も次第に弱まる見通しだが、ルソン地方西部では22日も、雷雨に見舞われる恐れがあるとしている。

 マニラ空港公団によると悪天候の影響で21日、マニラ空港発着予定の15便が欠航。国際線13便を含む計22便に影響が出た。欠航便にはマニラ空港と成田、関西、中部各空港を結ぶ、フィリピン航空の国際線も含まれている。 また、同日午後5時現在、ルソン地方ビコール地域の港で乗客45人が足止めをされている。

 5州7市7町2バランガイが被災地宣言を出し、中央政府の支援を求めているが、在比日本大使館のある首都圏パサイ市も21日、被災地宣言を出した。

 テレビ局ABS―CBNによると、豪雨・洪水の影響で20日、休業を余儀なくされた首都圏の大手銀行のうち、バンコデオロ銀行(BDO)、フィリピン・ナショナル・バンク、リサール商業銀行の3行は22日、営業を再開する見通し。

 豪雨被害を考慮し、首都圏マカティ、パサイ、マリキナ、マラボン、モンテンルパ各市は23日まで市内全学校の休校措置を発表した。(鈴木貫太郎)
[ 795字|2013.8.22||気象・災害 ]
[ 2013年8月22日マニラ新聞 ]

被災地区でもひどい状況の地区と、何も被害のなかった地区とあるようで、当地の人に聞いて見ますと、例えば同じモンテンルパ市でもアラバンのフィリンベストアラバンやアヤラアラバン、アラバンヒルズ地区は洪水被害がなかったようですし、タギッグ市のフォートボニファッシオ地区も洪水の難を免れたようです。
マカティは冠水地区があったようですね。パラニャーケ市、ラスピニャス市、パサイ市、ケソン市でも、かなりの被害があったようです。

伝染病などの心配もありますので、これからが大事な局面でもあります。

現地で生活している日本人救助チームが「炊き出し」を行う予定だそうです。
頭が下がります。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。