天木直人ブログより~
渡辺喜美の政治資金不正を報じた週刊新潮の衝撃
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きょう3月26日の朝日と毎日が渡辺喜美の政治資金不正について大きく報じた。
その記事は、今日発売の週刊新潮4月3日号に掲載されている渡辺喜美の支援者(資金提供者)の手記に基づいたものだ。
早速週刊新潮を買って読んだ。
そして驚いた。
その手記が正しければ渡辺喜美は政治資金規正法違反か公職選挙法違反をおかしたことになる。
さもなければ脱税だ。
しかしその手記で私が驚いたのは金銭疑惑の事ではない。
最大の支援者が渡辺喜美を見放して週刊誌に売りとばしたという
事実だ。
しかもその理由が
「脱官僚を掲げるあの渡辺喜美の志はなんだったのか」という
失望だったという。
確かにこの志を忘れた渡辺喜美に残る者は何もない。
この支援者ならずとも見限るだろう。
この手記は今度の渡辺喜美の政治活動に間違いなくとどめをさすことになるだろう。
たとえ法的責任を免れたとしても、これで安倍内閣改造における入閣どころか安倍自民党政権との連携もなくなった。
安倍自民党政権との連携の可能性がなくなったみんなの党は
おしまいだ。
一足早く橋下が終わり、日本維新の会の将来はなくなった。
その日本維新の会を頼りにする江田憲司の結の党などは、とっくに終わっている。
かくして安倍自民党はますます強くなる。
そしてその安倍自民党がまともな政策を何一つできないでいる。
これが今の日本の政治の現実である。
しかもその現実を打破する政治的動きはまったく見えない。
民主党政権の裏切りの代償はあまりにも大きかったということである
(了)
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