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言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

「日本の国会議員は多すぎる…」ゆうのは、ホンマに美しすぎる誤解ですよ。

2012-11-29 23:11:26 | 言いたいことは何だ
      国会議員定数削減について
·                            

今ね、いろんな政党が「公約」やら「マニフェスト」やら「アジェンダ」やら「誓い」やらゆうて
「私たちならこんなことするで~」って、ゆうてますね

その中で、最近の流行りというか、定番というか、鉄板のメニューになってんのが
「国会議員定数削減」ですわ

(まぁ、その他にも、(公務員給与削減を含む)公務員制度改革とか、
道州制の実現とかいろいろあるんですけど


で、なんでそういうのが流行ってるのかとゆうたら、そら、(有権者)ウケがええからですよね
(これとおんなじように「脱原発」かて、ウケがええからとりあえずゆうとこってな感じやしね)

そんでもこの「国会議員定数削減」ね、
そらオレも大賛成や!なんて言うて、簡単に飛びつかんといてほしいんです。


もともとこの「国会議員定数削減」がなんで出てきたんかとゆうたら、それは
「国民の皆様に負担をお願いする以上、国会議員自らも身を切らないと」なんてことを
政治家が言い出したからですよね

それを聞いてる有権者は、
「そらその通りや、なんで国民ばっかり負担がまわってこなアカンねん、国会議員もクビきりや!」
てな感じで受け止めて、だから国会議員定数削減はウケがいいと、そないなってるようです。


で、それだけやのうて、もう一つ、ウケがいい理由があるとぼくは思っててて
それは、有権者が「日本の国会議員は多すぎる」と漠然と考えてるんやないかということです

この点については、ぼく、もうひつこいくらい繰り返しゆうてるんですけど
「日本の国会議員は多すぎる」ゆうのは、ホンマに美しすぎる誤解ですよ。

どれくらい美しいのか説明しますとね
日本の衆参両院合わせた国会議員数を人口当たりで諸外国と比較したら
OECD34ヶ国中、なんと下から2番目の少なさですよ

日本の下、つまり一番少ない国はアメリカなんですけど、アメリカは連邦制の国やから、
日本の国会議員にあたる連邦議会議員は少なくて済むという特殊性があんので、
ほな、実質的には日本が一番国会議員少ないやん!と、それが実情なんですわ。


これはぼくが国会議員定数削減に反対する相対的理由です
ほな、次に実質的な理由を言いましょか


国会議員ゆうたら、有権者の声を国政の場に届ける政治的代理人みたいな存在ですよね
とするとね、代理人の数が減れば減るほど有権者の声が届きにくくなるということが
当然の帰結になりますわね

今、有権者の声が政治に届かないゆうて、不満がたまってるんですけど
そう言いながら、国会議員定数削減に賛成なんかしたらどうなりますか
そら、もっと声が届かんようになるんと違いますか


そんで、もっとつっこんで言いますとね、自民党も民主党も国会議員を削減するってゆうてますけど
どの部分を削減するとゆうてますか?
民主党も自民党も、「比例区」の定数を中心に削減するって言うてませんか


今ね、例えば衆議院は小選挙区300、比例区180という形ですけど
この比例区の定数をどんどん削っていくと、だんだん完全小選挙区制に近づいてきますわね

ほな、完全小選挙区制ゆうたらどんな制度やねんとゆうたら
そら、大政党以外は全部退場してねってゆう制度ですわ

完全小選挙区制では、圧倒的に大政党が有利で、
当選を望めるのはせいぜい支持率第三位の政党までです (ホンマは第3位でも難しい)

これを日本にあてはめるとどうなるかとゆうたら
現時点での世論調査を元にすると、「自民党」か「民主党」か「橋下党」か
この3つのうちのいずれかから選んでねと、そんなことになるんです。

こんなん、真冬の怪談みたいな話やないですか


比例定数をどんどん削減していって、完全小選挙区制に近づけば近づくほど
そういうとんでもない世界が出現するんですから、
そういう怪談みたいな公約には絶対に乗らんといて欲しいんです


国会議員の数を減らして真っ先に切られるのは、有権者の声です
それを絶対、忘れんといて下さい。

そやから、そんなことゆうてる政党がいてたら、コイツら、何ゆうてんねん!って、怒ってください
それが、政治に声を届けたいと願う有権者の態度やとぼくは思てます。



このエントリーにちょっと出てきた「完全小選挙区制」がどんなに恐ろしいもんであるかについては、

また別の機会に書いてみたいと思てます

なぜ電力社員の高給を国民が肩代わりしなければならないのか。

2012-11-29 22:48:49 | 言いたいことは何だ
なぜ電力社員の高給を国民が肩代わりしなければならないのか。
「日々担々」資料ブログ 日刊ゲンダイ 2012/11/28 発行


http://blog-imgs-56-origin.fc2.com/i/i/y/iiyama16/201211291143410f3.jpg「赤信号、みんなで渡れば怖くない」とばかりに、電力会社が一斉に電気料金値上げを言い始めた。国民の多くはア然としたのではないか。

関西電力が家庭向けで平均11・88%、企業向けで19・23%の値上げを発表すると、きのう(27日)は九州電力が値上げを表明。

東北、北海道、四国の3電力も追随して値上げを発表する。関電の場合、標準家庭で月600円も高くなる。家計は火の車だし、倒産企業が出てくるのは必至だ。

関電は申し訳程度に、社員の年収を790万円から664万円に16%削減する計画も盛り込んだが、国税庁の調査によると昨年の民間サラリーマンの平均年収は409万円だ。なぜ電力社員の高給を国民が肩代わりしなければならないのか。

 しかも、この値上げのタイミングは実に怪しい。ジャーナリストの横田一氏がこう言う。「折しも選挙戦に突入し、脱原発をめぐって第三極がまとまろうという矢先の電気料金値上げです。『脱原発なら電気料金がハネ上がるぞ、それでもいいのか』と国民を脅しているようなもの。 原発推進の安倍自民党を応援する意味合いもあるのでしょう。 そもそも、彼らの言う『原発は一番安い』は大ウソです。 電力会社はこの期に及んでも、原発コストに原発事故が起きた際に必要な経費を加味していません。それを含めれば、原発が最も高額になるからです。 電力会社をめぐっては、社員でありながら地方議員を兼ねて“原発推進”を代弁し、給料の二重取りをしていたケースもゾロゾロ発覚している。安易な値上げなんて、とんでもない話です」 九電の瓜生社長は値上げに加え、「原発再稼働が遅れれば、再値上げの検討もあり得る」なんて“ドーカツ発言”までしていた。 こんなデタラメを許してはダメだ。

市民への恫喝=電気料金一斉値上げの怪しいタイミング

2012-11-29 19:22:39 | 言いたいことは何だ
 
イメージ 1
↑出典 東京新聞
 
http://blogs.yahoo.co.jp/kawachikakekomian/9430244.html 
<政府> 東電に除染費用1兆円を要求=電気料金に上乗せの愚■ & 
■経産省は,大きな利権を手に入れる
 
 
 

 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-7534.html
 
電力5社が
次々と 電気料金一斉値上げの怪しいタイミング
(2012/11/28)

「原発再稼働が遅れれば再値上げも」だって
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」とばかりに、

電力会社が一斉に電気料金値上げを言い始めた。
 
国民の多くはア然としたのではないか。

 

関西電力が
家庭向けで平均11・88%、
企業向けで19・23%の値上げを発表すると、
 
きのう(27日)は九州電力が値上げを表明。
 
東北、北海道、四国の3電力も
追随して値上げを発表する。
 
 
関電の場合、標準家庭で月600円も高くなる。
家計は火の車だし、倒産企業が出てくるのは必至だ。


関電は申し訳程度に、
社員の年収を790万円から
664万円に16%削減する計画も盛り込んだが、
 
国税庁の調査によると
昨年の民間サラリーマンの平均年収は409万円だ。
 
なぜ電力社員の高給を国民が肩代わりしなければならないのか。

しかも、この値上げのタイミングは実に怪しい。
 
ジャーナリストの横田一氏がこう言う。
「折しも選挙戦に突入し、
脱原発をめぐって第三極が
まとまろうという矢先の電気料金値上げです。
 
『脱原発なら電気料金がハネ上がるぞ、それでもいいのか』
と国民を脅しているようなもの。
 
原発推進の安倍自民党を応援する意味合いもあるのでしょう。
そもそも、彼らの言う『原発は一番安い』は大ウソです。
電力会社はこの期に及んでも、
原発コストに
原発事故が起きた際に必要な経費を加味していません
 
それを含めれば、原発が最も高額になるからです
 
電力会社をめぐっては、
社員でありながら地方議員を兼ねて
“原発推進”を代弁し、
給料の二重取りをしていたケースもゾロゾロ発覚している
 
安易な値上げなんて、とんでもない話です」
 

九電の瓜生社長は値上げに加え、
「原発再稼働が遅れれば、再値上げの検討もあり得る」
なんて“ドーカツ発言”までしていた。
 
こんなデタラメを許してはダメだ。
 
 
 
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-610.html 
電気料金の驚異の”からくり”
「総括原価方式」←これは知っておくべきですね
 
 
http://blogs.yahoo.co.jp/permer4_4/29247909.html 
茨城(KI)県那珂市近郊の歯科:中川デンタルクリニック
さまより抜粋

原発停止のままだと電力会社9社は倒産へ



大手新聞とテレビ(NHKも)は省庁に情報操作されている
http://blogs.yahoo.co.jp/permer4_4/28148037.html 
 
 
 
 
おまけ
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-6830.html 
夏の節電終了 原発なしでも電力は足りた
(日刊ゲンダイ2012/9/7)

この夏、深刻な電力不足が心配されるとして、
政府が関西、九州、四国の電力3社の管内で
数値目標を掲げた節電要請期間が7日午後8時に終了する。


ところが実際の消費電力は
電力会社の需要予想を大きく下回った。
 
特に「15%の電力不足に陥る」と主張していた
関西電力の需要予測は大き過ぎたことが判明した。

政府が7月2日から設定した節電の数値目標は、
関電と九電が10%以上、
四国電は5%以上としていた。
 
節電解除を前に
資源エネルギー庁がまとめた7~8月の節電効果は、
関電で11・1%、
九電で9・5%、
四国電で8・6%と
 
節電目標をおおむね達成した。

8月は全国的に過去3番目の猛暑だったにもかかわらず、
「需給逼迫警報」の発令の基準となる97%を超えた日はなかった。
 
最も電力不足が心配された関電でも、
最大消費電力を記録した8月3日の供給余力は2・7%あった。
 
関電が他の電力会社から
約500万キロワットを融通できたことによるが、
大飯原発
再稼働させなくても電力は足りた計算だ。



読売、社説の愚「卒原発に国政を託せない」だって?:転載記事です

2012-11-29 19:15:19 | 日記

読売、社説の愚「卒原発に国政を託せない」だって?

意見

読売が原発推進というのはわかっていますが

あまりの暴論に呆れました。

自民の主張と一緒で

卒原発の道筋を示せというものです。

それなら、福島第一の事故収束に何年かかるか、

いくらかかるか、使用済み核燃料の最終処理場を

どうするのか、その費用はいくらなのか、

道筋を示してもらいたいです。

いくらかかるかわからないものを

安い、安全というのは全く意味がありません。

日本の原発政策は世界的にも

エネルギー政策の将来を示唆することになりますし

新しい産業を作る成長戦略の可能性があります。

壊れそうな原発をいつまでも

税金で抱えている余裕ありません。


以下転載記事

http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20121128-OYT1T01459.htm

日本未来の党 「卒原発」には国政を託せない(11月29日付・読売社説)

 国力を衰退させる「脱原発」を政治目標に掲げる政党に、日本の未来を託せるだろうか。

 日本未来の党が、正式に発足した。代表に就任した嘉田由紀子滋賀県知事は「卒原発プログラム」を作成し、徐々に原発を減らして10年後をめどに原発ゼロにする意向を示した。

 「脱増税」「脱官僚」「品格ある外交」など抽象的な言葉ばかりを掲げている。経済や社会保障、安全保障といった重要なテーマでさえまだ政策がない政党だ。

 嘉田氏が「この指止まれ」と呼びかけたように見えるが、実態は国民の生活が第一の小沢一郎代表や、民主党を離党して新党を結成した山田正彦元農相らが根回しをして、合流を決めたものだ。

 空疎なスローガンと、生き残りのために右往左往する前衆院議員たちの姿には、政治家の劣化を痛感せざるを得ない。

 嘉田氏が掲げる「卒原発」は脱原発と大差はない。それだけでは願望に過ぎず、無責任である。

 電力の安定供給や代替エネルギー確保、経済・雇用対策、原子力の人材育成などについて現実的な計画を明確に示すべきだ。

 結党に際して発表した「びわこ宣言」には「原発事故の潜在的リスクが最も高いのは老朽化した多数の原発が集中立地する若狭湾に近い滋賀県」とある。電力供給の恩恵を受けておきながら、原発立地自治体への配慮が不十分だ。

 滋賀県の利害のために国政に進出するとの発想も改める必要がある。嘉田氏は知事と党首との兼務が可能かどうか悩んだという。政党運営の経験がないだけに、両立には困難が伴うに違いない。

 小沢氏が名称にもこだわった政党をあっさり捨てても、驚くには当たるまい。党首として前面に出たくなかったのだろう。その分、未来の党の公約原案には小沢氏の従来の主張が反映されている。

 日本維新の会と連携できず、民主党離党組の党だけでは選挙戦で埋没する。クリーンイメージの嘉田氏を「表の顔」に担ぎ出して巻き返そうと考えたようだ。相変わらずの小沢流である。

 「決められない政治」で既存政党に対する国民の不信感が高まる中、急ごしらえの新党の離合集散が目立っている。だが、新党は、国政を担う能力に疑問符が付き、政策も大衆迎合色が濃厚だ。

 有権者はそのことを十分理解した上で、新党の真価を見極めることが重要である。

(2012年11月29日01時32分 読売新聞).

                                         転載元: ゲンゴ録












読売、社説の愚「卒原発に国政を託せない」だって?

2012-11-29 19:14:26 | 言いたいことは何だ
意見
読売が原発推進というのはわかっていますが
あまりの暴論に呆れました。
 
自民の主張と一緒で
卒原発の道筋を示せというものです。
それなら、福島第一の事故収束に何年かかるか、
いくらかかるか、使用済み核燃料の最終処理場を
どうするのか、その費用はいくらなのか、
道筋を示してもらいたいです。
 
いくらかかるかわからないものを
安い、安全というのは全く意味がありません。
 
日本の原発政策は世界的にも
エネルギー政策の将来を示唆することになりますし
新しい産業を作る成長戦略の可能性があります。
 
壊れそうな原発をいつまでも
税金で抱えている余裕ありません。
 
 
 
 
 
以下転載記事
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20121128-OYT1T01459.htm

日本未来の党 「卒原発」には国政を託せない(11月29日付・読売社説)




 国力を衰退させる「脱原発」を政治目標に掲げる政党に、日本の未来を託せるだろうか。
 日本未来の党が、正式に発足した。代表に就任した嘉田由紀子滋賀県知事は「卒原発プログラム」を作成し、徐々に原発を減らして10年後をめどに原発ゼロにする意向を示した。
 「脱増税」「脱官僚」「品格ある外交」など抽象的な言葉ばかりを掲げている。経済や社会保障、安全保障といった重要なテーマでさえまだ政策がない政党だ。
 嘉田氏が「この指止まれ」と呼びかけたように見えるが、実態は国民の生活が第一の小沢一郎代表や、民主党を離党して新党を結成した山田正彦元農相らが根回しをして、合流を決めたものだ。
 空疎なスローガンと、生き残りのために右往左往する前衆院議員たちの姿には、政治家の劣化を痛感せざるを得ない。
 嘉田氏が掲げる「卒原発」は脱原発と大差はない。それだけでは願望に過ぎず、無責任である。
 電力の安定供給や代替エネルギー確保、経済・雇用対策、原子力の人材育成などについて現実的な計画を明確に示すべきだ。
 結党に際して発表した「びわこ宣言」には「原発事故の潜在的リスクが最も高いのは老朽化した多数の原発が集中立地する若狭湾に近い滋賀県」とある。電力供給の恩恵を受けておきながら、原発立地自治体への配慮が不十分だ。
 滋賀県の利害のために国政に進出するとの発想も改める必要がある。嘉田氏は知事と党首との兼務が可能かどうか悩んだという。政党運営の経験がないだけに、両立には困難が伴うに違いない。
 小沢氏が名称にもこだわった政党をあっさり捨てても、驚くには当たるまい。党首として前面に出たくなかったのだろう。その分、未来の党の公約原案には小沢氏の従来の主張が反映されている。
 日本維新の会と連携できず、民主党離党組の党だけでは選挙戦で埋没する。クリーンイメージの嘉田氏を「表の顔」に担ぎ出して巻き返そうと考えたようだ。相変わらずの小沢流である。
 「決められない政治」で既存政党に対する国民の不信感が高まる中、急ごしらえの新党の離合集散が目立っている。だが、新党は、国政を担う能力に疑問符が付き、政策も大衆迎合色が濃厚だ。
 有権者はそのことを十分理解した上で、新党の真価を見極めることが重要である。
(2012年11月29日01時32分 読売新聞)