NPO法人「輝く未来の風」の便り

市民出資による風力発電事業を推進するNPO法人「輝く未来の風」の日記です。

ログハウス IN  朝日村

2006-10-10 13:09:11 | Weblog
10月9日快晴。仲間4人で長野県朝日村に行きました。
朝日村がログハウスの「モデル」を建てることになり、
その材木の「皮むき」作業の手伝いです。
ログハウスの広さは10坪即ち20畳(33㎡)、
使う材木は、地元の唐松。4メートルの長さの材木が計125本。
唐松は硬くて水にも強く、ログハウスに向いているとのことです。
表面の皮は剥いて使用しないと、施工に不具合が生じるし、
また雨が降った時に、水分をより多く吸収してしまうためだそうです。

我々初体験者4人と村の経験者4人で、合計25本の材木の皮むきをしました。
これがナカナカの重労働。
コツがあるのです。コーチをしてもらってから作業を始めたのですが、
ベテランのようには行きません。
ようやく慣れてきたのは2時間程たってからでした。
何とか午前中に25本仕上げました。

さわやかな高原の日差しとそよ風の下で完了したときは、
全員で歓声をあげました。

組み立ては11月後半とのことです。
都合を合せ、組み立てに参加したいですね。
  

                By 風の旅人

出張キャンセル

2006-10-07 09:34:58 | Weblog
昨日10月6日、東海・関東南部を猛烈な風雨が襲い、
かなりの被害が発生しました。
漁船や大型船舶が遭難で、死傷者が沢山出ました。
200MM の降雨、銚子では最大39Mの強風。
この悪天候を発生した低気圧は、
東北地方・北海道に向かっていて、更なる被害が懸念されます。

今日7日南房総地帯を調査する予定でしたが、中止しました。
依然として河川の増水や崖崩れの恐れがありからです
風力発電適地調査は、普段人通りが殆ど無い狭い林道や山道を通り、
地図に載ってない、人の手が入って無いような場所に行くことが多いのです。
ここは無理せず、来週に延期しました。


                   By 風の旅人

地方自治体

2006-10-05 11:29:27 | Weblog
いわゆる「平成の大合併」の結果、
日本には1,820の市町村があります。

年      市の数 町の数 村の数 市町村数
1965年4月  560  2,005  827   3,392
1995年4月  663  1,994  577   3,234
2003年4月  677  1,961  552   3,190
2005年4月  739  1,317  339   2,395
2006年4月  779   844  197   1,820

風力発電適地の調査の為、沢山の市町村を訪問します。
そしてそれらの役場を訪問し、担当者と会います。

合併後の混乱が依然として残っている自治体、
合併後の混乱が収まった、かに外部からは感じる自治体、
合併を快しとせず、小さいながらケナゲに自立を決定した自治体、
と実に様々です。

昨日訪問した静岡県I市は、風力発電用地に市有地を提供することに
協力的です。
千葉県M市は具体的に土地を特定して提供を申し入れて頂けました。
残念ながら、適地としては難点がありましたが。。。。。
長野県A村は全村挙げて協力的です。
一方千葉県T市は、
市としては一切協力出来ない、と実に明確に担当者は繰返してました。

この違いは、この大変大きな相違はどこからくるのでしょうか?


                     By 風の旅人



ブラックバス

2006-10-01 09:44:40 | Weblog
昨日多摩川「あきしま水辺の楽校」を散歩していたら、
この付近に”ブラックバス”が放流されて、
在来の小魚が根こそぎ食べられてしまう、
と嘆いている人に会いました。

ブラックバスは、北米原産の淡水魚で、全長50センチ(最大70センチ)にも達し、、
魚はもちろん、エビ、カニ、カエル、イモリ、ネズミ、鳥など、
動くものなら何でも食べる肉食魚だ。
そして猛烈な繁殖力です。

1925年に他の水系から独立している、芦ノ湖に最初に放流されました。
現在は全ての都道府県に生息し、本来の自然体系を破壊しています。

国・地方自治体も対策を立てたりしていますが、
ブラックバス釣りの愛好家や釣具業界の反対や、
密放流などで被害が収まりません。

ブラックバスは悪者扱いをされていますが、
ブラックバスが悪いのではありません。
悪いのは、放流をし続ける人間です。


               風の旅人