NPO法人「輝く未来の風」の便り

市民出資による風力発電事業を推進するNPO法人「輝く未来の風」の日記です。

★ 会員からの心強いサポート

2007-09-11 09:54:31 | Weblog
私達の会員のMr N氏が環境問題に熱心な某参議院議員に最近知己を得て、
以下の手紙(抜粋)を送りました。

『 私の友人で「輝く未来の風」というNPOを立上げ、
風力発電の普及をしている者がいますが、
欧米と異なり「行政の各種規制」が大きな壁となり、
日本の風力発電は遅々として進んでいません。

日本の電力行政は、
未だ安全性の改善に課題の多い「原発」には熱心ですが、
安全性も高くNPO法人も多い「風力発電」については、
買取価格の上限及び買取電力の上限(%)などが設定されるなど、
欧米諸国の規制とは全くの逆方向かと思われます。

昨今の原油価格高騰、地震での原発停止など見ていると、
風力発電の早期普及は「地球温暖化対策」の観点からも
愁眉の課題かと存じます。
バイオ燃料の普及も、一過的には「食料穀類の価格高騰」
「熱帯雨林の伐採」に繋がります。

現在の政府主導の「原発増設」「中国との炭酸ガス取引」などの政策は、
「緑の地球防衛」のためと言うより「大企業(票田)優遇政策」
としか国民には見えません。』


何とも心強い会員からのサポートです。
自然エネルギーの利用、風力発電の普及活動を継続していく上で、
非常に勇気付けられます。

早速某議員に面談お願いのメールを送信しました。
返事が楽しみです。

なお、Mr N氏は現在中国蘇州に環境技術の紹介・普及の会社を立ち上げ、
中国蘇州行政当局の厚い壁に風穴を開けるべき奮闘・
努力をしています。



                風の旅人





★ 増水の多摩川で15人が流された

2007-09-07 13:40:23 | Weblog
台風9号は静岡県や関東地方を直撃し、大量の雨を降らし、
その後東北地方を北上、明日にでも北海道を直撃しそうです。

インターネットのニュース欄で以下の記事が目に付きました。

『東京消防庁などに入った連絡によると、
台風9号の影響で増水した多摩川で、
7日早朝以降に「中州に人がいる」
といった情報が複数寄せられた。
午前9時までに、都内では世田谷区や大田区で、
多摩川の河川敷や中州に取り残された人が15人以上に上り、
そのうち8人を救助した。
 同庁によると、府中市小柳町の多摩川の中州で午前7時ごろ、
6日夜からネコと一緒に木につかまっていた男性(56)をボートで救助。
大田区田園調布では午前8時45分ごろ、
水没した野球場のネットにしがみついていた男性をヘリコプターで救助した。
 大田区仲六郷では午前6時15分ごろ、
水没したゴルフ場で「4人が流されている」との通報があり、
そのうち3人をロープなどを使って救助した。』(産経新聞より)


ここ10年程週末は多摩川のサイクリングコースで
自転車を走らせています。
ブルーシートに居を構えている、
いわゆるホームレスの方々が毎年増えていることに、
気付きます。その増え方もかなりのスピードです。
普段は水の流れが無い河川敷に住んでいます。

普段の川の流れは、川幅の5分の1程度でしょう。
大雨が降れば一気に水かさを増し、川幅一杯に激流が渦巻いて流れ出します。
コンクリート護岸工事や水源地の森林の保水力減少などが
原因と言われていますが、昔に較べて水流が早くなっています。

ホームレスの人達は体力も気力も衰えているでしょうし、
ましてや情報も限られているはずでので、
一気の増水に対応し切れなかったのでしょう。

15人と報道されましたが、
実態は何人の方が流されてしまったのでしょうか?



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