NPO法人「輝く未来の風」の便り

市民出資による風力発電事業を推進するNPO法人「輝く未来の風」の日記です。

ブラックバス

2006-10-01 09:44:40 | Weblog
昨日多摩川「あきしま水辺の楽校」を散歩していたら、
この付近に”ブラックバス”が放流されて、
在来の小魚が根こそぎ食べられてしまう、
と嘆いている人に会いました。

ブラックバスは、北米原産の淡水魚で、全長50センチ(最大70センチ)にも達し、、
魚はもちろん、エビ、カニ、カエル、イモリ、ネズミ、鳥など、
動くものなら何でも食べる肉食魚だ。
そして猛烈な繁殖力です。

1925年に他の水系から独立している、芦ノ湖に最初に放流されました。
現在は全ての都道府県に生息し、本来の自然体系を破壊しています。

国・地方自治体も対策を立てたりしていますが、
ブラックバス釣りの愛好家や釣具業界の反対や、
密放流などで被害が収まりません。

ブラックバスは悪者扱いをされていますが、
ブラックバスが悪いのではありません。
悪いのは、放流をし続ける人間です。


               風の旅人