NPO法人「輝く未来の風」の便り

市民出資による風力発電事業を推進するNPO法人「輝く未来の風」の日記です。

真夏日・地球気候シミュレーター

2006-08-09 11:15:34 | Weblog

真夏日とは最高気温が30℃以上、
熱帯夜とが最低気温が25℃以上の日を言う。
東京地区の真夏日は昨年は57日間、
一昨年は70日間であった。
今年は長梅雨の影響で、
ここ2年間のような長期間の真夏日・熱帯夜はなさそうである。

2003年3月に世界最速のスーパーコンピュターが日本に完成した。
名づけて「地球シミュレーター」
従来のシミュレーターに比べ、遥かに正確な地球規模の予測が可能になった。

「地球シミュレーター」2004年9月の中間報告によれば、

 東大気候システム研究センターと国立環境研究所などの合同チームが行っている研究のこれまでの成果が「地球温暖化による気候変化の見通し」として、9月16日に報道機関へ発表されました。
 (asahi.com H16.09.16)によると、次のように記述されています。
 <21世紀末の予測>
1)最高気温が30度を超える真夏日が年間100日を超える。
2)2071~2100年の30年間の日本の夏(6~8月)の平均気温は、20世紀末の30年間に比べ、3.0~4.2度上昇し、27度程度になる。
3)真夏日は50~70日増える。⇒真夏日が年100日以上
4)一雨あたりの降雨量は多くなる。
5)100ミリ以上の雨が降る日が現在の1日から3日ほどになる。
6)夏の降雨量は17~19%増える。  

平均気温で3.0~4.2度も上がり、27度だというから日本は、一年中夏のような状態、熱帯・亜熱帯の環境になるということらしい。

1997年の地球温暖化防止の京都会議(COP3)において、
2008年から2012年までに先進国は、
二酸化炭素の排出量を1990年レベルより5%減らす目標を立てました。
それによって、気温上昇を0.2℃少なくすることができます。
0.2℃とはわずかなように思えますが、
人類の意志で上昇幅を初めて抑制することになるので、
その意義は極めて大きいと思います。

                   By 風の旅人

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