NPO法人「輝く未来の風」の便り

市民出資による風力発電事業を推進するNPO法人「輝く未来の風」の日記です。

The post Kyoto Protokol in Kenya

2006-11-20 13:44:44 | Weblog
11月06~17日、ケニアのナイロビで、
京都議定書第2回締約国会合が開催された。
1997年締約された京都議定書は、
日本などの先進国は、1990年比で二酸化炭素などの温室効ガスを
2008~2010年までに、5.2%削減することが義務付けられた。

今回ナイロビでは2013年以降の目標値設定や発展途上国の参加など、
重要議題が議論された。
まだ議事録を入手していないが、世界最大の温室効果ガス排出国である
アメリカが依然として締約に消極的であることを口実にしているのか、
2国合わせて世界の人口の半分を占め、
急速に工業化している中国とインドも煮え切らない態度である。

会議の基調演説で国連事務総長アナン氏が、
21世紀人類最大の問題は地球温暖化であると、
強い警告を発したにも拘らず、先進国も途上国も
国益などと言う「コマカイ」ことを言いあっている趣である。
地球温暖化や環境汚染には、国境などと言う地図上の線などは無意味です。
地球一家の一市民としての覚悟こそが、
かけがえの無いこの星を正しく導くのです。
いかがお考えでしょうか?


                   By 風の旅人