いつのまにか、多臓器不全

普通より元気なオッサンがいきなり多臓器不全!?生死の境をさまよった約2か月間の闘病と、その後。

6月10日(水):24時間透析が外れて…

2009-08-30 18:05:59 | 救命センター入院2週目
いつのまにか、多臓器不全
6月10日(水):24時間透析が外れて…



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[Tの定期メール]

 異常無しです。脈拍も少し下がってきました。脈拍95前後血圧140前後で最低60前後でした。
 看護師さんと足浴、爪切りをしました。
 脈拍はだんだん下がってきて75を少しきる位でした。血圧最高145前後で、最低は60前後でした。



[主治医O先生の話]

・透析について
今後は間欠的な透析となる。一日透析をはずせば腎臓の数値は悪くなっている。今後の腎臓については専門医の方に任せることになる。


・体が酸性へ傾いている
この状態は、透析によってすでに良くなっている。

・「起こす」ことについて
今後は自分で呼吸できるように少しずつ慣らしていく。
すでに筋弛緩剤は昨日から投与を止めている。
そのため静脈麻酔(プロポ)を増量している(5→10)。意識レベルを見ながら、麻酔薬も投与量を徐々に減らしていく。
呼吸器を入れる直前まで意識があったということや、脳の疾患がないことから、「起きない」ということは考えにくいが、肝臓の状態が完全ではないため、起きるまでは相当時間がかかると考えられる。

・全身の発疹
薬を減らしても変わらずに出ているので、皮膚科医に診てもらうことにした。必要であれば、投薬する。

・発熱について
37度程度の微熱が続いている。炎症反応は低いとはいえ、どこかに少しあるのかもしれない。
今後は感染症についても定期的にチェックしていき、必要があれば抗生物質を入れる。

・本日15時すぎより、気管支鏡にて、右肺の無気肺状態の部分の治療と痰の排除を行う。



[妻記録]

 持続的な透析が外れて1日経って、もう腎臓の数値が悪くなっているのか、と少しショックを受ける。

 私たち家族にできることは何だろうか。
 いつも考えていたが、この救命センターというところでは、家族のできることはほとんどない。
 医療以外のこと、例えば体をさすったり、見守ることや、顔を温かいタオルでふくこと、伸びた爪を切ること、そういったことしかないのだ。
 それでもできることがあるだけありがたい。

 看護師さんは私たち家族に、足浴や洗髪を一緒にやれるように、できるだけ面会時間に合わせてくれている。救命の看護師さんは、家族のサポートも仕事のうちに入っているようだ。

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