エルミタージュ美術館(Эрмитаж、Hermitage)は、サンクトペテルブルクにあるロシアの国立美術館。 1990年に世界遺産(サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群)に包括登録されている。
正式名称 Государственный Эрмитаж
来館者数 2,426,203 (2009)[1]
開館 1764年
所在地 〒
38 Palace Embankment, Dvortsovy Municipal Okrug , Cental District, Saint Petersburg
ロシア語の正式名称はГосударственный Эрмитаж(国立エルミタージュ)。「エルミタージュ」とはHermitage、(隠遁者/世捨て人)の部屋という意味である。
小エルミタージュ(Малый Эрмитаж)、旧エルミタージュ(Старый Эрмитаж)、新エルミタージュ(Новый Эрмитаж)、エルミタージュ劇場(Эрмитажный театр)、冬宮(Зимний дворец)の5つの建物が一体となって構成されており、現在本館となっている冬宮はロマノフ朝時代の王宮である。
1764年にエカチェリーナ2世がドイツから美術品を買い取ったのが、エルミタージュ・コレクションのはじまりである。[2]エルミタージュ美術館の起源はエカチェリーナ2世が1775年に建てた自身専用の美術品展示室であり、一般に公開はされていなかったが、1863年に初代館長となったゲデオーノフによって市民も観覧が可能となった。[3]
1917年のロシア革命後は貴族から没収されたコレクションの集積所となった。1918年には冬宮に存在したすべての研究、管理組織を建物ともどもエルミタージュ美術館として統合することが決定され、この統合作業は第二次大戦後に完了した。[3]
所蔵品
イタリア・ルネサンス
レオナルド・ダ・ヴィンチ 『聖母ブノワ』『リッタの聖母』
ラファエロ 『コネスタビレの聖母』『聖家族』
ジョルジョーネ 『ユディト( Judith ) 』
ティツィアーノ 『ダナエ』 『懺悔するマグダラのマリア』
カラヴァッジオ『リュートを弾く若者』
( wikipedia より抄出、画像の添付や加筆、編集をわたしの里でくわえた )