山家の西鉄電車

2009-09-21 | その他
 朝ドリームファームに寄った後、そのまま山家方面へ。この前、200号線を走っていたら古い西鉄電車を発見、でもちらっと見ただけでそのまま通り過ぎてしまいました。もう一度これを見に行こうと思ってたわけです。
 道沿いにある筑豊本線の山家駅、あまりに小さな駅舎がぽつんと建ってます。中はトイレと待合いベンチだけの無人の駅。



 線路脇に路面電車と思われる車両が2台。



 古いものですが綺麗に整備されてます。行き先のプレートに「砂津」とか書かれているので、多分北九州を走っていたものでしょう。JRの駅横に西鉄電車が保存されてるなんて妙な感じです。



 ヘッドライトのアップ、人の手で作られたという感覚でいっぱい。



 一部をクローズアップで見ると物質感にあふれていて、もの作りの原点を見るようです。



 愛車S2を前に写真を撮ってみました。流線型に整形されたフォルムは美しいものの、表面をたたけばペコペコ。プラモデルに近いハリボテの、表面重視の造形です。イメージや機能が優先されていて、昔のものとはテクスチャーや味わいが根本的に違います。だからどうだって言うことではないものの、古いものを見ると段々失われて行く手作りの感覚や人間臭さというものを、あらためて気づかせてくれます。



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