酸いも甘いも・・・


酸いも甘いも、もっと経験してから、鈍行各駅停車の汽車でゆっくり
行きましょうか・・・

ラ・カンパネラ・・

2021-09-12 05:33:01 | 日記
何日か前のTVプログラム中のひとこまであったのだが、64歳の漁師さんが
ナント、クラシックの名曲中の名曲、そして超絶技巧で知られるリスト作曲の
「ラ・カンパネラ」を堂々と弾き切ったのだ。

漁師業一筋に生きてきて、クラシック音楽にもピアノ演奏にもまったく縁がなかったのに、ある時ラ・カンパネラを聞いて奮い立ち独学でピアノを学んだという。

それから4年間、ひたすらピアノに打ち込んだという・・・
努力も然りだが、
自分にも家族にも知り得ない、生まれ持ってきた才能に違いないでしょう。

今では演奏会で弾き、映画化もされるそうです。

私と来たら、20年前に60歳の手習いとばかり、ピアノを先生について学びましたが、たったの2年で投げだしました。

ピアノと犬との二股は掛けられずに犬への道を歩みました。
ピアノは毎日最低でも1・2時間は練習しなければ着いていけませんでした。

そればかりか、才能がないのにも気づいたのです。
レッスンが楽しくなくて辛くなっていきましたから・・・
弾くより聞く方が楽ですものね、と言う意気地なしです!


「ラ・カンパネラ」とはイタリア語で小さな鐘と言う意味です。