みかん栽培と、その周辺の四季

みかんの木を栽培しています。四季折々の周辺作業を紹介したいと思います。これを通じて交流できたらと期待しています。

みかんを美味しく保つために

2009年12月12日 06時31分08秒 | みかん栽培
みかんの保存について

みかんは生ものですから、傷みやすい。
早めに食べるに越したことは無いのですが、
ある程度は保存する場合があると思います。

箱に入れっぱなしにせず、箱から出して空気にあてること。
腐敗果を見つけたら、早めに除くことなどが大切かと思います。

JAの「営農たより」に、そのへんのアドバイスがのっていました。
あくまで生産農家向けのことですが。
『予措-コンテナ8分目ほどに軽く入れて、通気の良い所に置き10日-15日間外気にさらします。
総量の5パーセント程度の減量が目安です。
(果皮がややしなびて弾力を持つ程度)
貯蔵耐久性の強化に効果があります。
貯蔵-予措を実施後、貯蔵庫にて3度-5度C・湿度85パーセントを目安に貯蔵します。
定期的に空気の入れ替えと腐敗果を取り除くことが重要です。』
以上が農家がみかんを保存するために努めている事柄です。

消費者としても、参考になると思います。
箱に入れっぱなしにして放置しているのは最悪です。
気がついたら腐敗果が広がってしまったなどということがないように。
ヘタに残る切り枝の先で他のみかんの果皮を傷つけて、
そこから傷みが広がる場合もあり得ます。
上のみかんの重さで、下の部分から傷み出す場合もあります。
広げておいて、傷んだみかんが出たら早めに除くことが大事です。

早生みかんはあまり保存がききません。収穫した時が食べごろです。
フツウウンシュウミカンの場合は、違います。
すこし置いておいた方が、綺麗で美味しくなります。う
まく保存しておけば、ある程度の期間は美味しさを保てるはずですから。