みかん栽培と、その周辺の四季

みかんの木を栽培しています。四季折々の周辺作業を紹介したいと思います。これを通じて交流できたらと期待しています。

小松石の採石場

2009年12月20日 10時59分42秒 | ミカン畑の周辺
真鶴の採石場です

12月19日に真鶴半島の側から山側の方面を写したものです。
先日、NHKの「ブラタモリ」品川の中で、
゛お台場に使われた石が真鶴から運ばれた゛との紹介がありました。
そうなんです、真鶴はみかんと地魚ですが、
それともに小松石の産地でもあります。

写真の正面に石切り場が写っています。
遠く以前から見慣れた景色ですが、あらためて写してみました。
以前より大分採石場が掘り進んでいるように感じました。
私などの小さいころは、発破の警戒サイレンなども聞いた記憶があります。

近くにある石材協同組合の事務所があったので寄ってみました。
案内チラシの「真鶴の小松石」をもらいました。
「小松石は山から切り出した状態では表面が酸化し赤褐色を呈しているので、
自然石で形のよいものは庭石や記念碑に使用されています。
この赤褐色の岩石から、墓石としては最高級の小松石独特の灰色、
淡灰緑色の緻密な石面が現れ、柔らかな光沢を発し、
白みかげや黒みかげと違った味をだしています。」と、紹介されていました。

ちなみに「まなづるの統計」によると、
石材業の事業所は、平成14年で、事業所は21、従業者57人。
             平成19年で、 同   12、  同 27人、とのことです。

事務所に展示してあった小松石の置物や花瓶を見させてもらいましたが、
「なるほど」と納得できる美術品で、綺麗な落ち着いた美しさでした。
ダイヤモンドと同じで、みがけば大変美しくなります。
お台場の礎石としての使用は、当時の混乱した世相を示しているようです。