3月13日(木)、伝統文化鑑賞の会は「能・狂言東京公演」を鑑賞した。
この日は朝から天候に恵まれ、20度を超えるポカポカ陽気。会場のある東京銀座は海外の観光客などで大いに賑わっていた。会場の観世能楽堂は銀座SIX(旧松坂屋銀座店)の地下3階、2017年の春に落成された新しい能楽専門の施設である。
横浜稲門会からは44名が参加。公演は3部構成で①最初は元NHKアナウンサーの葛西聖司氏による解説②狂言は野村萬斎師による「伊文字」③能は中森貫太師による「三輪」。「伊文字」は今でいう婚活の話であるが、足利の時代ののんびりとした風習と面白おかしい様が描かれていた。「三輪」は舞が見どころで神聖な風情となっていた。
参加者は日頃の多忙さと離れた非日常の世界に浸ることが出来たのではないでしょうか。公演は3時間後の5時頃に終了。参加者はまだ暖かさの残る銀座の雑踏に繰り出しました。
次回は7月に歌舞伎鑑賞の予定です。
立木記 加藤雅彰さん写真撮影
銀座SIXの裏手で全員そろって
会場はこんな雰囲気でゆったりしてます。
舞台風景
会場のある銀座SIXは吹き抜けに大きな猫のアートが飾ってあり、これも一見の価値あり。