みちのく潮風トレイル【山火事復興応援】綾里編(その1/2)、大船渡・盛駅~赤崎駅~綾里峠~不動滝~綾里駅
今回は大船渡市の山火事復興応援として、2023年5月に綾里峠(大船渡・盛駅~綾里駅、北上11.2キロ)と綾里岬(綾里駅~綾里岬駅~綾里、時計回り/南下14.05キロ+綾里駅~恋し浜6.4キロ)を歩いた報告をします。まずは前半の綾里峠です。
その前日は三陸駅前の「潮目」に泊まらせていただいたので、まず三陸鉄道(三鉄)で三陸駅から大船渡・盛駅へ移動して、駅前からスタートです。
参考までに盛駅には、東北本線/東北新幹線一ノ関駅から大船渡線で気仙沼駅へ。気仙沼駅からBRT(バス高速輸送システム)の盛行きで行けます。宮城県からは、東北新幹線古川駅から陸羽東線、または仙台駅から東北本線で小牛田駅、さらに石巻線で前谷地駅、そこから柳津駅までは気仙沼線、そして気仙沼まで気仙沼線BRTになります。時間によっては、前谷地駅から直接気仙沼駅行きのBRT(柳津駅を通ります)が出ています。分かりにくいですが、BRT区間もJR東日本ですので、全国のJR駅で切符購入できますよ!
5月末はつつじのシーズンという事で、歩き始めると左手に五葉山の上の部分がツツジ色になっているのが見えました。
太平洋セメントの工場の前(中?)を通って赤崎駅へ進みます。
赤崎駅前では観音堂をみます。
綾里峠への登り道が始まります。
赤崎側は一丁目から、十丁目(峠)までの標識があります。
ちょっと厳しい登りがつづきますが、足が前に出ている限りは、やがて峠に着きます。峠はこの説明書きの通りで、写真の風景です。(人の写らない写真を撮り忘れました!)
下りは楽々。巨大な朴の花を見ることが出来ました。
ほぼ下りきった所を左に行くと、不動滝があります。ちょっとコースを外れますがお勧めです。
不動滝の脇には東屋(あずまや、四阿とも書く)が有志によって建てられました。この後、綾里の街に向かう途中にこの建設に関わった方のお宅の前を通ります。この四阿が気がかりです、滝のそばだから残ったかな?分かり次第報告したいと思います。
三鉄と並行して歩く部分があります。運よく通りかかりました。
綾里の駅に着きました。
駅前の標識です。綾里駅前の集落から見て、南西の赤崎町の部分と南東の綾里半島が山火事に遭ってしまいました。みちのく潮風トレイルは現在、盛駅と三陸駅の間を通行止めとして、三鉄での移動になっております。
再び三鉄に乗って、三陸駅へ戻り快適な「潮目」に泊まります。(続く) (TK)