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ウォーキングの「グループわらじ」活動紹介

主に宮城県内で、楽しく歩いて自然に親しむをテーマに、毎月一回徒歩定例会を実施中。2024年6月で600回を数えました。

みちのく潮風トレイル【山火事復興応援】綾里編(その2/2)、綾里駅~綾里崎/綾里灯台~立石山~田浜~綾里駅~恋し浜駅

2025-04-02 00:00:00 | みちのく潮風トレイル

みちのく潮風トレイル【山火事復興応援】綾里編(その2/2)、綾里駅~綾里崎/綾里灯台~立石山~田浜~綾里駅~恋し浜駅

大船渡市の山火事復興応援として、2023年5月に綾里峠(大船渡・盛駅~綾里駅、北上11.2キロ)と綾里岬(綾里駅~綾里岬駅~綾里、時計回り/南下14.05キロ+綾里駅~恋し浜6.4キロ)を歩いた報告をしています。今回は後半の綾里崎です。

前日はまた三陸駅前の「潮目」に泊まらせていただいたので、まず三陸鉄道(三鉄)で三陸駅から綾里駅へ移動して、駅前からスタートです。今回は南下(SOBO)になります。林道を岬の方向に進みます。ほぼ平らな道が続きます。

途中で尾崎山神社の脇道(下り道)へ入ってみました。うっそうとして人気のない所ですが、まっすぐ抜けると急な上り坂でMCTコースに抜けることができました。

その後、岬の手前で、今日も見事な朴の花に出会いました。

綾里崎の看板に到着です。ここで、コースからは外れますが、推薦に従って綾里灯台へ向かいます。

クマのにおいがプンプンとする山道を下ります。4人いましたから大丈夫ですが、1人だったら気をつけてください!灯台の敷地は塀に囲われています。ここでキャンプしたつわものもいたそうです。

灯台の先は綾里崎になっています。崖から落ちない様に!

もと来た道を戻ります。今度は、立石山を目指して登ります。途中見事なクリンソウを見ることができました。

マルバダケブキ(丸葉岳蕗だと思います)とシダの群生地を歩きます。正面に四阿が見えます。(ここが展望広場?)

四阿のあたりにこの標識です。

少し進むと藤二大明神があります。案内図によると500mの所に駐車場がありますが、気象庁大気環境観測所近くのものと思われます。以前はこの観測所から、定期的にラジオゾンデを飛ばして高層気象を観測していました。今回の山火事の影響が心配です。

大明神を過ぎると、もう逃げ道は無くなり、立石山を越えて田浜へ下ります。途中は植林が行われ、とげのある草がたくさん生えていました。田浜は今回の山火事で最初に避難命令が出た場所だったと思います。

田浜からは海沿いを一路、綾里の集落へ向かいました。綾里小を過ぎて、綾里峠から下りて来た道と合流します。そこから右折して綾里駅を目指します。

ここからは北上(NOBO)です。 綾里駅から北上を始めてすぐに、明治三陸大津波伝承碑があります。ここは2方向から来た津波が重畳するという珍しい現象で38.2mという大変高い波高を記録した所です。東日本大震災では、以前に報告した重茂半島の姉吉地区の40.5mがあり、こちらは谷が急に狭まって津波が高い所まで来ました。なお、東日本大震災の最高遡上高(無人地区)としては女川の無人島で43.3mという記録があります。

峠に出て、北を望むと小石浜漁港と越喜来湾が見えます。

この辺から越喜来地区に入ります。入り口にオブジェが。また所々に色付けされた小石などあり、気持ちを和ませてくれます。「潮目」の和一さんに感謝!

やがて三陸鉄道恋し浜駅に着きます。駅の下にはピンク色のポストがあります。(この「恋し浜」は「小石浜」から改名したものです。ナイス!)

この辺りまで火が迫ったと聞きました。復興を応援いたします。

今回はここで終わりましたが、(北上の場合)この後、甫嶺駅そして「潮目」のある三陸駅へ進みます。(TK)  



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