伊太祈曽駅の駅長に ニタマちゃんが就任した。
和歌山・貴志川線の貴志駅のタマ駅長がブレイクしたのをきっかけに廃線必至だった貴志川線は生き延びた。沿線の住民も胸をなで下ろした。
たまたまではない。タマのおかげである。
次はニタマちゃんが伊太祈曽駅長となる。ニタマって煮タマゴみたいだか、タマ似から来たのかな?
貴志というのも立派な名前だが、ニタマ駅長が就任する「伊太祈曽」は更に由緒ある名前だ。
素戔嗚尊の長男、長女、次女が奉られている。
広葉樹や照陽樹が大半だった古代、素戔嗚尊の言により「杉・檜・槇」を意図的に植樹することになった兄妹たちは和歌山・奈良・三重を中心に日本中に針葉樹を根付かせた。
和歌山・奈良・三重の山間部は「きぃのくに」と呼ばれ「紀伊」と言う言葉が生まれた。
現在は一音だが、古来は二音の言葉は他にもある。「実」も元々は「みぃ」であり、「血」も正確には「ちぃ」である。
明治時代に無理やり変革を求められた文化や言葉は少なくない。
「標準化」は進化とは言えない。
拙僧は「標準化」に懐疑的である
標準化の象徴は「明治維新」であり、その弊害を「維新の会」が「維新」しようとしているのだから、歴史は皮肉なものである。
だから、「木」は「きぃ」なんですね。
で、「きぃ」の神様は「伊太祈曽」であります。
二タマちゃんが可愛いと思ったら、伊太祈曽駅から徒歩二分の伊太祈曽神社にお立ち寄り下さい。
はっきりいってパワースポットですから
「伊太祈曽」は「いだきそ」と読みます。ハイ