みんなの僧

24で僧侶になり54で住職になるまで夢や悩みを聞き続けて30年。

NHK衆議院予算委員会生中継見てクスッとなる。

2012-02-17 18:19:44 | 日記
衆議院予算委員会の風景。

質問者は自民党の防衛論客 額賀さん。額賀って名字は蜂須賀小六を思い出す。
質問は要諦、核心をついていて国防を案ずる拙僧の疑問や不安を小気味良く代弁してくれる。石破さんに至っては防衛オタクの頂点で、歴史上の防衛大臣・長官を凌駕している。まんずもって凄い。維新でも自民でも民主党何れの政権でも、関係なく国防大臣でいてほしい。 自民党の額賀さんや石破さんの防衛に対する専門性や哲学に比べると民主党の国防知識や専門性は未熟で稚拙であり、田中国務大臣は論外である。

田中指名の裏側に小沢氏に対する配慮を感じるが、もう そんなんはどうでもいい

中国のバランスが崩壊するのは時間の問題だし、北朝鮮も軍事行動を突如おこすニオイがする。

そんな、目に見えない緊張が高まるなかで、民主党内のバランスとってる場合かっちゅうねん

ホンマに!

そんなこんなの苛立ちを覚える衆議院予算委員会だが、テレビの映像自体は拙僧にとって クスッと笑える。

何がクスッと笑えるかと言うと、質問者の後ろに控え、写り込む他の国会議員の顔や映像にである。

衆議院解散の足音が近づくなか、永田町での活動や週末地元活動だけでは 逆風の民主党議員にはプロモーション不足に思えるだろう。

プロモーション不足を補うには、テレビに映ることだ。衆議院予算委員会のテレビ放送なら、質問者になれば最高だが、与党の質問時間は少ないし、国民には与党同士の猿芝居に見えて効果は少ない。そんな中、全国放送の衆議院予算委員会での「質問者後ろの写り込み」は絶好のアピールである。

その写り込みの中でも質問者の左1後ろと右3後ろは 格好の写り込み席である。

左1後ろは大西健介議員、右3後ろは岸本周平議員。左1後ろは時々 高邑勉議員である。

大西健介議員は馬淵澄夫元国土交通大臣の政策秘書だった当時から戦友であった。

岸本周平議員は何度も拙僧のブログに登場するので 縁故は省くとする。

高邑勉議員は拙僧が初めて選挙事務所の事務長をやった時の事務長代理をお願いした。

当時はメリルリンチの社員であったが、身体と魂と声の張り出し具合に拙僧が一目惚れして 将来、国政を担う人材としてスカウトした。

将来に対する保証なんて何もないが、国政を担うとは元々 リスクを先ず背負う覚悟から始まるのだ。

選挙後彼は北京大学へ留学し大学院を経て中国の要人とも親交を深め、今や中国通である。

高邑勉議員は赤のネクタイ。岸本周平議員は淡いブルーのシャツに黄色のネクタイ。どちらも選挙のイメージカラーでアピールしている。

大西健介議員はテーマカラーより、スタイリッシュな面と顔出しに重点をおいたようだ。

でも、結局、必死なんである。お笑い雛壇のガヤ芸人よろしくガヤ衆議院予算委員(失礼)どちらも必死なんである。

次の選挙に負ければ ただの無職になるわけで、必死になるのも宜(ムベ)なるかな。

なんで、笑っちゃいけないけど、真剣さと必死さに「クスッと」してしまうのである。

オマケに知り合いばかり。
そんなに知り合いの国会議員が多い民主党だが、次の衆議院議員選挙では国民の厳しい審判が下るだろう。
だからこそ、テーマカラーのネクタイで アピールだ