雪国のスパニエルより

 キャバリアのpeguとA・コッカーのpou。 今日はなにがあったかな…?

笑ってよ。

2007-11-26 | Weblog

光のない日

  

キミは、笑わない。

 キミの笑わない日、私は笑えない。

 あの雲の上

深い深い、混迷をくぐり抜ければ

透き通る世界が広がることを、知っているはずなのに・・・

   

光はどこ?

 光は、ほら

  

キミの後ろの草の穂に・・・

 

 こんな光じゃ、寒くて凍えちゃうよ。

 

そうだね。

 光のない日。  ココロも冷たい。



  ただ、笑顔なく風に立ち向かうだけ。

 

 笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために。

せめて笑顔が救うのなら 、僕は道化師になろう

                        (by 道化師のソネット)

 


 光射す日

  

キミはやわらぐ。

 キミの笑顔は

  

私をあたためる。

 光の中のキミ達は

   

 おどける余裕すらあって 

 

ほら、耳を澄ませてごらん。

 

今なら聞こえる、光のリズム。

 

 雪国の初冬。

鉛色の重苦しい空から開放された

つかの間のパラダイス。 

 

足取り軽く  

  ステップを切れば

    どこからともなく聞こえてくる、歓びの歌。

 

   

笑ってくれたね。

 

 暗い日々もあと少し

もうじき空から

輝く光のカケラが墜ちてくるよ。

 

 

 雪が降るまでの雪国は、昼でも暗いのです。

雪は冷たいけれど

ほんの少しの光を照らしあって、街を明るくしてくれます。

ゆっくり輝きながら墜ちてくる雪を

立ち止まって見あげると

降る雪の中に自分が浮き上がりそうになる。

このひと時が私は大好きです。