
宇野常寛です。
10月12日@三省堂本店の鼎談イベント「若手批評家サミット2008」、さっそくたくさんのお問い合わせをいただいております。50名の定員も急遽80名に増やしましたが、お陰さまで予約の伸びが大きく、満席が予測されます。お早めに三省堂書店神町店本店(03-3233-3312)までお電話でご予約ください!
また、お知らせですが週明け10月7日売りの号から〈新潮〉で連載をはじめます。
「母性のディストピア ――ポスト〈戦後〉の想像力」というタイトルです。
「ゼロ年代の想像力」の間接的な続編であり、かつ、射程を広げた議論を目指したいと考えています。
ぜひお読みになってください。
最初の二回が問題設定編で、今回はその前編になります。全体像が見えてくるまでしばらくかかりますが、気長に付き合ってください。
以下は、今月の仕事です。
〈新潮〉(新潮社)2008年11月号
母性のディストピア ――ポスト〈戦後〉の想像力
第一回「母権的なるもの、政治的なるもの」(前編)
〈サイゾー〉(サイゾー)2008年10月号
サブ・カルチャー最終審判
第五回 「アニメはもうだめ」なんかじゃない
⇒『崖の上のポニョ』、『スカイ・クロラ』を中心に、更科修一郎さんと昨今のアニメ事情について語りました。
〈en-taxi〉(扶桑社)2008年秋号
特集〔アプレゲール 戦後派文藝評論〕
「夜長姫が、囁く ――〈政治的なるものの復権〉としての戦後以降」
⇒坂口安吾についての短い論考です。
〈本の時間〉(毎日新聞社)2008年10月号
〔再会の読書〕 免許のない僕は、どこまで走れるか ――片岡義男『スローなブギにしてくれ』
⇒掲載を一ヶ月勘違いしていたようで、10月号の掲載になります。
お気に入りの原稿なので、ぜひお読みになってください。
〈週刊大衆シャイ!〉(双葉社)第2号
〔シャイ!コラム〕「ノベライズをなめるな」
⇒矢作俊彦『傷だらけの天使 魔都に天使のハンマーを』など、有名作家による映像作品ノベライズについて。
〔恋愛・セックスが出来るヤツは偉い!? 25歳~34歳の「彼女ナシ」男性100人意識調査 「彼女がいない」のは悪いのか?〕
⇒なんかすごいタイトルの記事ですが(笑)、久しぶりにサークル研究家としてアンケート結果にコメントを寄せています。「酸っぱい葡萄」系のラブゾンビのみなさんは必読です!
〈小説現代〉(講談社)2008年11月号
〔サブカルフロントライン〕 中島哲也インタビュー
⇒公開中の『パコと魔法の絵本』を中心に中島ワールドの成分分析に挑んでいます。
〈プレジデント〉(プレジデント社)2008年10月13日号(9月25日発売)
〔世の中の読み方〕「若者が〈上京〉を志さなくなったのはなぜか」
⇒『東京から考える』、『ケータイ小説的』、『ファスト風土化する日本』の三冊を同誌のカラーにあわせて紹介しました。
『AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ 』、『12人の悩める中学生』、『ネットいじめ』の三冊という案もあったのですが、これはまたの機会に!
また、出版評論社さんと大阪心斎橋のスタンダードブックストアさんで〈PLANETS〉の取り扱いがはじまりました。
出版評論社さんでは通信販売で台引き・クレジットカード決済が可能で、スタンダードブックストアさんでは試し読みが可能です。
どちらもよろしくお願いします。