それは正しいそれとも正しくはない誰かを汚したくない誰かにいつも汚されたくない (「SHAME ― 君を汚したのは誰」佐野元春)
演劇ユニット鵺的の公演『デラシネ』を見た。3月7日の回。12日までやっているので、当日券が出る日に見ようかどうしようかな、と検討中の方の参考のために、急いで感想を書いておきたい。
ざざっとアウトラインから書くと― (セリフは劇場で販売している上演台本より)飛鳥井宏道と . . . 本文を読む
しばらく前からSNSでは映画だけでなく、聴いたレコード、読んだ本なども短い感想を書いている。僕はちょっと古いものに今さらのように触れるペースでやっているので、それが情報としてはいいのではないかと思って。ミニコミ誌の埋草スペースを担当しているような気持ち。
で、LP2枚組の『五木ひろし ラスベガス・オン・ステージ』(1976 ミノルフォン)を聴いたこともササッと出そうとしたのだが、どうしても長くな . . . 本文を読む
ポレポレ東中野での公開が間もなくのドキュメンタリー映画を、オンラインで見せてもらった。
今年(2023年)に入ってからこのブログ内不定期連載で取り上げた新作映画は、どれもお客さんが入ればいいねーと素直に思っている。最近はめっきりと、書きたい=ホメたいという考え方になっているので、必然ではある。
ただ、この映画については他とはまた違う気持ちで、興行がうまくいってほしいなと思う。東日本大震災に関わ . . . 本文を読む
看護師として働いていた女性が、27歳でがんの診断を受け、治療に専念することになった。その日々を撮影した記録が、この映画だ。いたってシンプルな成り立ちの映画である。シンプルななかに、いろいろと汲み取れるものがある。
『ケアを紡いで』2023年4月1日よりポレポレ東中野で公開監督 大宮浩一配給 東風https://care-tsumuide.com/
(Ⅰ)善き人の精神に触れられる映画主人公のゆず . . . 本文を読む
あきらかに魅力的。これが長編監督第一作という作り手には大器となる可能性がある。と、まずは言い切ってよい中国映画を試写で見せてもらった。
2000年の韓国映画『フランダ―スの犬』が、2003年になって『ほえる犬は噛まない』というタイトルで日本に入ってきたとき、当時アジア圏の映画で割とよく紹介されていたオフビートコメディの1本のようでいて、見ているうちに妙な貫禄を端々に感じるので落ち着かない気持ちに . . . 本文を読む