ワカキコースケのブログ(仮)

読んでくださる方ありがとう

年末年始の映画に『楽隊のうさぎ』はどうでしょう

2013-12-29 04:23:13 | 日記
今年のブログ更新は、年末のごあいさつ程度で終わらせるつもりだった。気合を入れた『かぐや姫の物語』についての文(2日で1万5千字近く書いた)が、まあ、ものの見事に反響がないので、これが売れない物書きの現実なんだなあ、と少しメゲた。真摯に受け止め、おとなしく引き下がろうと思っていた。しかし、(かぐや姫の後はどんな映画も見る気になれない状態になってしまい、ここはひとつゴツいので調整しようと)オーディトリ . . . 本文を読む

『かぐや姫の物語』を見た(3・終)

2013-12-23 08:03:36 | 日記
(Ⅳ)高畑アニメのヒロイン像について『かぐや姫の物語』は、ストーリーの構造が高畑勲の代表作であるテレビ・シリーズ「アルプスの少女ハイジ」(74)に似ている。これはもう、誰も異論のないところだろう。姫の教育係として登場する相模は、ハイジにおけるロッテンマイヤーさんと同じポジションだと高畑自身があっさり認めている。1話目で、おとなしい、ちょっと陰気な女の子として登場するハイジは、父方のおじいさんに預け . . . 本文を読む

『かぐや姫の物語』を見た(2)

2013-12-23 04:03:42 | 日記
  今日になって、『かぐや姫の物語』を特集した「キネマ旬報」2013年12月上旬号のバックナンバーが届いた。高畑・宮崎アニメを支えた伝説の2人、大塚康生、小田部羊一の談話をとる、老舗の映画雑誌として実に正しいアプローチで、記事が「ユリイカ」2013年12月号ときれいに差別化されている。両氏の記事の「取材・文」は山下慧。さすが。山下さんとはたまーにお会いする、薄いお付き合いがある関係だが . . . 本文を読む

『かぐや姫の物語』を見た(1)

2013-12-22 05:34:52 | 日記
『かぐや姫の物語』 を見た。僕の結論を、さっさと言っておこう。高畑勲の最高作。高畑勲の最高作ってことは自動的に、戦後アニメーションの最高作の1本。ってことは、それはもうアータ、公開半ばにして、すでに映画史上の重要作の1本。http://kaguyahime-monogatari.jp/この映画を見て絵を描くことが好きになる子、おはなしを考えるのが好きになる子、外に出てあそぶのが好きになる子が成長 . . . 本文を読む

『魔法少女まどか☆マギカ』に今さらハマるの巻

2013-12-13 23:09:02 | 日記
この数日、僕がもっぱらなにを考えていたか。ほむらちゃん。ほ、ほむらちゃん……。ほむらちゃん! 暁美ほむらのことばかりである。彼女のことを考えると涙が出そうになる。仕事がどうとかツイッターができなくなったとか、忘年会はいつにしようとか、こまごました僕の日常など「魔法少女まどか☆マギカ」の主人公、鹿目まどかをいつまでも、どんな姿に成り果てようとも守り続けようと決めた、彼女の . . . 本文を読む