近くの川に河鵜がいる。
夫と鵜の話になった。
長良川の鵜飼いの鵜は実は海鵜で、茨城県の鵜の岬で捕獲すると言う。
そして、その鵜の岬には予約も取れない全国一人気国民宿舎が有ると言う。
行ってみたいと何年も前から思っていた。
と言うのは、鵜は私にとって特別な鳥だから。
子供の頃、長良川の鵜飼いを知った時、強烈な感情が起こった。
なんだか分からないけれど、何でそんな漁法が有るんだろう?
漁としたら効率悪そうとか、鵜が可哀そうとか・・・いろいろ。
子育ての頃、子供達に言い聞かせていた。
「お母さんの夢は鵜匠になること! 鵜はお前たちだよ。
大きくなったら魚(お金)を沢山取って来るんだよ」
もちろん冗談だけれど。
コロナ禍で旅行はもう半ば諦めていた。
りぃが居なくなってぽっかりあいた心の穴。
鵜の岬に行ってみようか!?
コロナでキャンセルが出て、泊まれるという!!!
鵜の岬 諦めおりし その宿に コロナ禍転じ 今夜泊まれる
子供にこの歌をおくったら、
すぐに返事が来た。
憧れの 鵜匠を夢見 半世紀 岬眺める うけし我が母
「鵜は各地に立派に巣立ちました」
「鵜消し母・・・ハハハ」
「いつの日か 叶うだろうか 鵜呑み先」
子供を鵜にする話はもう諦めるか・・・
もう一つ鵜の岬に来たかったのは、これ
日の出30分前
6時12分
一時間後
憧れの 日出づる国の 日立の地 鵜の岬にて 拝むる朝日
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