
30年ぶりに小学校5、6年の担任だった片玉先生に会った。
6年6組のクラスメイトが14人も集まった。みんな42歳の代になったけど、基本変わらない。
バスケットが上手だった女の子が昔は天然パーマで髪がくるくるしてたのに、ストレートヘアになっていたのが一番驚いた。「お金かかっとるとって」と説明する顔が懐かしかった。
8割以上が結婚していた。子供が大学生になっていたり、孫がいたり、バツイチだったり、大きな病気をしたり、みんな12歳で6年6組だったころから30年、必死に生きてきたみたいだ。先生は教頭、校長まで上り詰めて、定年になった。今回はそのお祝いだった。
独身の私は、浦島太郎が玉手箱を開けた時のように絶望感、孤独感を味わうので、大学、高校の同窓会にはいかないようにしているが、今回はなぜかみんなに会いたかった。会えてよかったメンバーばかりだった。
友人が「みっちゃんは僕の太陽だ」と言っていたみっちゃんは立派なお嫁さんになっていた。
86年といえば、広島と西武が日本シリーズをやって、秋山が本塁打打ってバック宙したり、工藤が津田からサヨナラヒット打った時。工藤と達川は来季監督とヘッドコーチとしてホークスの指揮を執る。当時は南海ホークスだった。
大学や高校と違ってほとんど連絡を取っていない仲間と会えた。勇気を出して行ってよかった。