和白犬ウロウロ gooブログへ引っ越しました

和白干潟を見て育ったカピバラ好きな42歳

R35せんと

2009年08月31日 | ブログ

P8300620 ライオンズ、今季最後の大阪遠征だった日曜日。早起きして投票を済ませ、仕事前に京セラドームの外野席へ(FC割引1200円)。

 応援団の鳴り物も旗もないのに、打てなくて現在超弱いのに、それでも外野席には熱いレオ党がたくさんいた。

P8300619 『R35』企画2日目のこの日も、30代を意識した懐メロやイベントを仕掛けてきた。目玉はタッチの南ちゃんの声をしていた日高のりこさんがウグイス嬢をすること。スタメン紹介ではタッチの歌をバックに南ちゃんが紹介。「フェルナンデス君」など君付け。「4番指名打者 ローズ君」。41歳に君付けできるのも47歳の日高さんならでは。前日サヨナラ打の下山には『シモヤマン 昨日はありがとう』の一言も。

 CD『R35』の宣伝文句『妻をもう一度口説こう』は、負け犬の私には侮辱以外のなにものでもないのだが、オリックスのこの企画は心に染みるナイスな企画だ。

P8300598 そして、この日は『奈良県民デー』でもあり、ついにあのせんと君の着ぐるみを生で見ることができた。

P8300600 試合前には、チアを引きつれ『♪せんと君なら知っている~。平城京~』という、かなり不思議な歌とダンスを披露してくれた。

P8300606 選手がベンチから登場する時には、さらに協賛メーカーのゾウの着ぐるみまでお出迎え。

P8300611 イニング間には、マクドナルドのドナルド氏まで! 相変わらず京セラドームはゆるキャラ祭りだった。

◆西武6-2オリックス 仕事前なので7回終了までしか観戦できなかったが、先発野上がくじけそうになっても「後ろの人たちには任せられないから」といわんばかりの7回1失点投球。最近まったく打てなかった打線も私がいる間に3点取ってくれた。観客2万2384人。3時間25分。


鳴尾浜をウロウロ

2009年08月27日 | ブログ

Dsc_0504 甲子園の熱い、暑い決勝戦からわずか2日後なのに、鳴尾浜球場は秋風が吹いていた。

タイガースとホークスの2軍戦。ライトを守る柴原の姿がさみしかった。

Dsc_0520 ファウルを打った江川のバットをネクストサークルから取りに行って手渡す柴原。このまま背番号1はファームでシーズンを終えるのだろうか?

Dsc_0487 自転車で30分弱。2回表に到着したがすでにスタンドは平日昼間なのに満員。800人程度しか入ることができず、試合中にジュースを買いに行くと

Dsc_0528 『満員札止め』。人気チームなんだからもう少し客席増やせばいいのに…。

Dsc_0608_2 しかも『禁煙』はわかるが『禁酒』とは厳しい。まぁ、無料だから仕方ないか。

Dsc_0535 『トゥサント』。シーズン中に育成枠で入団した未来の助っ人候補の26歳。

Dsc_0579 ズレータよりおでこが2倍広い! 期待できそうだ。

Dsc_0610 ライオンズから途中移籍した水田も元気だった。ショートスタメンフル出場。きっちりバントも決め、好守も何度も見せてくれた。ぜひ1軍でも外野ではなく本職の内野ではやく起用してほしい。

試合は5-3で阪神の勝ち。ソフトバンク・ジャマーノ、阪神ジェンの先発で、阪神は渡辺、久保田とリレー。試合後は若トラたちが再び練習を開始。

Dsc_0633 打撃投手はファーム育成の遠山コーチ。懐かしい投球フォームはそのまま。

Dsc_0637 ものすごく仲良く球拾いする3人の若トラ。

野原将、上本、高橋。はやく1軍で世代交代が見たい。

Dsc_0631 本田ブルペン捕手。遠征に行く日は、よくスーツを着てJR甲子園口の前で姿を見る。92年にホークスに入団したが9年間1軍出場なしで引退。私が雁の巣通いをしていたころ、自分で写した写真にサインをもらおうとすると「これカッコいいから、今度ちょうだい」と言われ、焼き増しして渡したことがあった。当時は2軍選手なんて野球カードも作成されず、活躍している姿を残すには素人の写真でも貴重だったのかもしれない。

自転車で行ける鳴尾浜。タイガースだけでなくビジターのホークスも警備員に囲まれた通路から帰り、ファンと接することができないのはちょっぴり残念。

Dsc_0645 帰りにコンビニでビール買ってテレビでナイター。こんな休日も悪くない。


熱闘終~了

2009年08月25日 | ブログ

Dsc_0464 快音とともに夏が終わった。大会15日目の決勝戦は、歴史に、記憶に残るすばらしい1戦だった。

Dsc_0462 『中京大中京対日本文理』。9回2死、4-10と6点差をつけられた日本文理が、そこから5点奪って1点差。一塁側スタンドは総立ちで大声援だった。同点のランナーを三塁まで進めていたのに、8番若林の会心の当たりはサードライナーだった。

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 最後まであきらめない。言葉では分かっていても、ここまで粘ったチームは初めて見た。「あきらめないことが大事」と、帰りに『日本文理』の校名ペナントを娘に買い与えるおじさんもいた。あの9回1イニングで日本中のどれくらいの人間に勇気と希望を与えたのだろうか。

Dsc_0400  劇的な9回を迎える前に、なんと私の横にチャキ子がやって来た。「閉会式はビール売れないので」と、わざわざあいさつに来てくれた。

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 順延2日間を合わせ、17日間、すべての試合で休むことなく樽番号1を守り続けたチャキ子。「ほんとによく頑張ったね」と、試合前に1杯買ってねぎらった事を覚えてくれていた。ナンバーワン売り子のその気遣いに心が揺さぶられた。まさに鉄人。スタンドのエースだ。

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そして、私に初の1日フル4試合観戦の勇気を与えてくれたタヌ子もいた。お盆は帰省していたらしく、会えないことの納得が出来た。

彼女たちは、これからも阪神戦の指定席なら会うことができるらしい。

Dsc_0414 グラウンドの中も外も充実しまくった今大会。私は半分以上となる8日も甲子園に通った。

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熱闘甲子園、また来年~!


定番ライブ

2009年08月23日 | ブログ

Dsc_0314 大会13日目。またもや仕事前に準々決勝2日目第1試合『帝京対県岐阜商』を観戦。土曜日ということをすっかり忘れていて、満員のスタンドに焦ってしまったが、お茶しか買わないのになんとか通路側を確保した。

Dsc_0279 完投勝利した県岐阜商のエース山田君。投げてもすごいけど、打撃フォームも豪快でカッコいい。

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Dsc_0323 帝京のアルプス席の応援リポート。アナウンサーの手前の人がカンペ持っていた。素人相手のレポートは、大変そうだ。

Dsc_0325 そんなマスコミさんたちの記者席はリニューアルしてスタンドの上段へ移動した。テレビブースは中央の大きい方がABC(テレビ朝日系)、下の小さい方がNHK。有名な高校野球の現役監督たちを見ることができて楽しい。

Dsc_0344 球場隣のダイエー前の広場では、その朝日系の中継のエンディングを歌う西浦達雄さんがミニライブをしていた。毎年のように、ダイエーの前で歌う彼も、いまや立派な夏の甲子園の風景の一部だ。

夏の甲子園もあと2日。この日もエースナンバーをつけて売り歩いていたいたチャキ子のフルイニング出場まではあと3試合だ。


さわやかなのか?

2009年08月22日 | ブログ

Dsc_0213 大会12日目、仕事前に準々決勝の第1試合だけを見た。だからマッチで我慢。チャキ子は相変わらずバリバリに売り歩いていた。

 『花巻東対明豊』。延長10回、7-6の大熱戦。菊池、今宮の豪腕対決は、菊池の5回途中降板という予想外の展開だったが、最後まで熱かった。

Dsc_0221 けん制しようが、エラーしようがいつも笑顔で大きな声をあげて拍手する花巻東ベンチ。チーム一丸で今日もさわやかだ。

Dsc_0245 9回表、2点差を追いついた花巻東。慌てて投手交代をしようとした明豊ベンチのタイムを認められるまでの一瞬のスキを付き、二塁走者がガラ空きの三塁へ進塁した。まさに頭脳プレーだが、その好判断を成功させたことに酔ったのか、いつまでも、何度もしつこいくらいにガッツポーズ。

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 いつもさわやか笑顔で元気な花巻東にひとつだけ欠けているのは『相手チームへの思いやり、尊敬』ではないかと思っているのは、私だけだろうか?

 テレビや新聞では見えない、感じないものが甲子園で生で見ると感じられる。本当の情報は、やっぱり現場に限る。

 そのディレード?スチールに怒ったのか、ガッツポーズに怒ったのか、三塁ベースをガラ空きにさせた自分への怒りなのか、救援で再びマウンドへ上がった明豊の今宮君が、150㌔以上の直球を10球中7球投げ込み、連続三振でピンチを脱した姿に感動した。感情の入ったプレーこそ美しい。 花巻東だけではなく、最近の高校球児の流行になりつつある“うわべだけのつくり笑顔”なんていらないと思うのは、もう私が時代遅れなのかも知れない。

(花巻東7-6明豊・延長10回 2万7000人 2時間49分)