セ界の４人

せっかく集めたのでセ・リーグの４人も。

横浜ローズ。マシンガン打線の中心人物。９８年、ベイスターズの引き立て役で終わった東尾ライオンズを思い出す。パ・リーガーとしてはロッテでの活躍を楽しみにしていたのに…。

中日パウエル。♪パウエル　パウエル　ホームラン～　が、どうしてもゲーリー　ゲーリーにしか聞こえない…。子供の頃の記憶は恐ろしい。

阪神バース。「オレハ　絶対ニ　ヒゲヲ　剃ラナ～イ」の髭剃りのＣＭは今でも忘れない。阪神ファンがとてつもないパワーを持っていると思い知らされた85年。それを24年後、大阪で実感した。

♪楽をしてもクロウクロウ　苦労してもクロウクロウ　お前が打たなきゃ　明日は雨クロマティ～

クロマティがＣＭしていたファミコンソフト「スーパーリアルベースボール」。発売が延期になりクロマティが「申し訳ない！」と謝る広告まで登場し、期待させたのに…。とんでもないクソゲーだった。

和白家グラグラ

　いまだに余震が続いているという。私の実家がある和白は福岡市東区、２０日の福岡県西方沖地震で最大の震度６弱だった地域だ。当日、休みだった私は西武ドームに向かう電車の中で会社の後輩から電話で知った。地震が起きて１時間後のことだった。家に電話をかけても全然つながらない。地震のまったくなかった場所だ。野球どころではなくなった。とりあえず、引き返すがテレビがないため、情報が伝わらない。

　ｉモードでも「地震があった」としか書いていない。そこで、インターネットでニュース配信の仕事をしている友人にメールでたずねると「家屋倒壊したとこもあるみたい」の返事。余計パニックに。頭の中で福岡タワーは倒れ、街のあちこちで煙が出ているなどとにかく妄想が広がっていく。正直にその電車内では生きた心地がしなかった。

　午後１時13分、ようやく弟から携帯に電話がかかってきたが、こちらの声は聞こえないようで「聞こえんなら、とりあえず状況だけ話しとくけん。みんなケガもなく大丈夫」と一方的にしゃべってガチャン。とりあえずホッとしたが、折り返し電話してもまったくつながらなかった。

　２時30分過ぎにやっと家に電話をかけることができた。両親と弟は居間でテレビを見ていたら突然揺れたそうだ。「あんたの部屋はボールがいっぱいちらばっとるよ」。サインボールを並べていた棚から一気に落ちてきたらしい。実家の私の部屋は雑誌やら何やらいっぱい積み上げている。その真ん中に布団を敷いて寝るのだが、里帰りする度に「絶対、地震があっうたらこのガラクタが頭の上に降ってくる。東京じゃ、絶対できん」と思っていた。

　別の部屋では博多人形が倒れ、女の人の首がポキッといっていたらしい。瞬間接着剤で治療したらしいが、人形には魂が宿っていると聞いたこともある。頭が外れた瞬間にどこかに飛んでいってしまうのだろうか。何体かあった中の1体だけがそうなったらしい。オカルト的なことは信じない方だが、地震にビビッて変な霊は家から出て行ってほしいものだ。