尼崎のドラッグストアで懐かしいものを見つけた。チョコバット。ミニサイズ10㌢が5本入って100円の「ミニチョコバット」。通常(15㌢)が20円なら割高じゃないか? と思っていたが、いつのまにか通常サイズは1本30円になっていた。
パッケージが歴代デザインの復刻版なのが楽しい。昭和46年版は時代を感じさせる少年のイラストが。正直、このデザインは知らない。
この昭和55年版は一番なじみがある。50円親からもらって、30円のカルビープロ野球チップスと20円のチョコバットを買うのが私の黄金コンビだった。赤いボールマークの裏に書かれた「ホームラン」なら1枚、「ヒット」を4枚集めれば、もう1本もらえた。このミニには「ヒット」とか「アウト」とか書いていないのに、開けるときにどうしても見てしまう。子供の頃に覚えたクセは37歳になっても変わらない。
昭和63年度版。これはもう私が中学生や高校生になった時なので、子供の頃のような思い入れはないが、小遣いがピンチで菓子パン買いたくても買えないときには2本40円(そのころはもう消費税もあったが…)で買って食べて空腹感をごまかしていた。
相変わらずチョコは極薄コーティング。中身のパンのようなビスケットは、けっこう満腹にさせてくれる。
販売している三立製菓のホームページにはチョコバットの歴史がくわしく書かれたコーナーがある。昔はイチゴ味のピンクバットもあったらしい。
私が05年12月3日の日記で書いた大物「チョコバットメジャー」は、残念ながらひっそりと販売を終了していた。