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和白干潟を見て育ったカピバラ好きな42歳

心の花を咲かせよう

2019年05月09日 | ブログ

いきものがかりが4年ぶりに福岡に帰ってきた。

5月8日、Zepp fukuokaでファンクラブ会員対象の「いきものがかりファンクラスツアー ~モゥ集牧だよー!2019~」が開催された。

4年前、マリンメッセに一緒にライブに行った女の子は結婚して仙台へ行ってしまった。


最後に「心の花を咲かせよう」を歌ってくれた。

08-09年の全国高校サッカー選手権のテーマソング。当時東京に住んでいたので09年1月12日、国立競技場へ観戦に行った。

試合前、初めて生でいきものがかりを見た。CDはずっと聞いていたが生は初めてだった。これまでライブに行くにもチケットが買えないと思っていた。


09年3月から大阪に転勤。6月に大阪厚生年金会館で初めていきものがかりのライブを見た。すべては国立での1曲で感動したからだ。

そこから毎年ライブには行った。


この「心の花を咲かせよう」を歌ってくれた16年夏の海老名でのライブ。雨の中Tちゃんと一緒に聞いた。Tちゃんとは横浜スタジアム、武道館と何度も一緒にいきものライブに行った。放牧期間中にTちゃんは結婚し茨城に引っ越していった。

そのことがまずブワッと頭をよぎった。


そして09年1月からここまでの11年間がフラッシュバックされた。

右も左も分からない大阪へ転勤する時も内勤から外勤へ出て福岡へ転勤するときも、常に聖恵ちゃんの歌声に支えられた。


取引先の年下の人にあいさつしても無視されることもある。話しかけるだけで嫌な顔をされる。競合他社との争いに神経が磨り減る。内勤ばかりだった自分にとってかなりハードルが高い仕事だった。

今でも怖いと思うことがたくさんある。虚勢を張っている自分がいる。悔しくてもヘラヘラしている自分がいる。


国立と海老名と同じ曲を聖恵ちゃんが目の前で歌っていると、涙が止まらなくなった。


ほっちこと山下穂高がアドリブでコーラスとして歌い出した。
水野リーダーも続けて歌い出した。

3人で歌う「心の花を咲かせよう」は初めて聞いた。聖恵ちゃんも感動して泣いていた。

すべてが楽しいライブだったけれど、この曲だけは特別だった。

「眠れないひとりの夜巡る思考回路は悟る『今の自分で間違いないってさ…』

あれから11年。44歳で独身。故郷福岡で仕事をしているとは思わなかった。世間から見れば間違った人生かもしれないが、必死にここまで来た。

怖い部分もあるが、今の仕事は大好きだ。

「日常の日々こそ奇跡 僕たちが紡いでいく奇跡 探すのは『特別』ではなく日常という名の目の前の奇跡」


涙が止まらなかった。
最高のライブだった。


国立競技場も新しくなっている。


ライブ会場を出るとヤフオクドームが見え現実に戻った。

「心にある花をいつまでも咲かせよう たとえ水が尽きても たとえ闇が覆っても 終わりという始まり 始まりという名の終わり 僕達はまだ歩いていく その先に未知なる癒えぬ痛みが待つとも ひたすらに続く未来が見たい ひとひらの淡い奇跡を見たい」

聖恵ちゃんのように丸顔の女の子が大好きだ。カワウソのような女の子が大好きだ。

結婚できなかった。仕事もできているとは言えない44歳。それでも何とか頑張ってみよう。

すばらしいライブだった。次のライブまではガムシャラに頑張ろう。




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