和白犬ウロウロ gooブログへ引っ越しました

和白干潟を見て育ったカピバラ好きな42歳

ラヴシーンオタク解析料理

2005年01月31日 | 芸能ネタ
 ウッチーのジュリエット…。当日券も残っていたので、一瞬行こうかとも思ったが、前日の梅ジュリの思い出を壊したくなかったので結局行かなかった。一緒に行った友人は、この日は横浜アリーナにモーニング娘。リーダー飯田圭織さんの卒業コンサートに出掛けていた。夜、興奮が収まった後、彼にラヴシーンの客とハロプロツアーの客との違いを聞いてみた。

 「フジアナの方が客の年齢層が高い」。朗読劇だけに会場にはカップルや若い女の子のグループ、熟年夫婦なども多かった。男性陣の年齢層も20代後半~30代がほとんど、白いコートで決めてきている人なども中にはいたが全体的にはコート、セーター、ジャケットなど地味オタク君ばかりだった。

 「今回はハロプロもけっこう年齢高かったけど、フジアナの方がおとなしかった」。第1期メンバーの「かおりん」が卒業するとあって、モー娘から離れていたファンも多く駆けつけ、通常のハロプロのイベントよりも年齢層が高かったそうだ。97年に結成された彼女たちのメジャーデビュー曲「モーニングコーヒー」を、私は彼と西都にヤクルトキャンプを見学しに行く車内で聴いた記憶がある。私は何ひとつ成長していないようだ。かおりんフィナーレの後、会場の外では興奮さめやらないモーオタ君たちが、大騒ぎをしていたそうだ。「さすがにあそこまでは暴れきれんかった」と友人も驚いていた。

 ライブと朗読劇、簡単には比較はできないが、私も含めラヴシーンの方は、ただじっと客席から高嶺の花を眺めているだけで満足していた気がする。私と同じニオイのオタク君がたくさんいた。行動力がないのである。
 
 昨年春、32歳のある男性が5つ下の女性と電撃的に結婚した。その女性は私の大学の後輩だ。彼は「ラストチャンスと思った」と、出会って1週間でプロポーズし、交際8カ月でゴールインした。彼もまたモーニング娘。が、なっちが大好きだった。もうすぐ赤ちゃんも誕生するという。やはり常にツンとした女子アナに憧れていてはだめなのだろうか…。

 昨年末に後輩夫婦と飲む機会があった。「僕、梅津アナみたいな女性が好きなんですよ」と言うと、「なるほど、なんだか分かるよ。フフフ」と、意味深な笑顔をされてしまった。


ラヴシーン

2005年01月30日 | アート・文化
P1290030 ジュリエットはやはり美しかった。今日、フジテレビアナウンサーによる朗読劇「ラヴシーンvol9」に行ってきた。昨年までの短編集ではなく、今回は長編「ロミオとジュリエット」。私が大好きな梅津弥英子アナがジュリエット役を演じた。土、日で4公演あるのだが、配役や出演アナウンサーは毎回異なる。割り振りが正式に発表される前にチケットが販売されるため、私は「梅津アナは日曜日はスーパー競馬に出演しているから、絶対土曜日だ」と判断し、購入した。予想通り日曜に梅津アナは出演せず、ジュリエットはウッチー(内田恭子アナ)だ。
 
 天王洲の700人程度の小さな劇場なので、アナウンサーたちがものすごく近くにいるように感じた。ロミオ役は千野志麻アナだったが、彼女の熱演は、まるで目に入らずただ梅津弥英子を追っていた。彼女のスタイルは抜群、ぽっちゃり好きの私の好みとは違うように思われるが、あのお嬢様系のたれ目がなんともかわいい。ジュリエットの純白の衣装がなんとも清楚だ。

 休憩時間に売店をのぞいて見ると、店員にまぎれて武田祐子アナが売り子をしていた。夕方のニュースを読んだ後、陣中見舞いにでも来ていたのだろう。愛想よくパンフレットなどを売っていた。一緒にいった友人が「(商品を)武田アナから手渡された」とよろこんでいたが、「カレンダーもいかがですか?」と商売上手な武田アナは気さくに声をかけていた。

 休憩後、私は目を疑った。ジュリエットが梅津アナじゃなくなっている。筒井櫻子アナだ。ロミオは阿部知代アナ。わずか数日間のはずのロミオとジュリエットが、15分の休憩後に20年くらいタイムスリップしていた。トホホ…。がっかりしたまま、幕は下りた。しかし、最後の出演者紹介で梅津ジュリエットはもう1度登場。そして、司会の奥寺健アナの「明日30日は梅津アナの誕生日でーす」の声で、大きなバースデーケーキが現れた。1つの劇を見終えた会場内の一体感がさらに増し、ウルウルしている梅津アナへ拍手が巻き起こった。27歳に「おめでとう」の声が飛ぶ。中野美奈子の生「元気のミナモト」にも感激したが、大好きな梅津アナへの、この日回だけのミニ誕生会には、素直に感激した。明日はスーパー競馬もあるある大辞典も録画しよう。

 (写真は会場入り口に飾られた花。テレビでみるよりキレイで、いろんな花の香りでいっぱいだった)


 


棒ラーメン

2005年01月28日 | 食・レシピ
P1280027夜中の3時に腹が減ったので、棒ラーメンをつくった。東京ではなかなか手に入らない。スーパーなどを探せば置いてあるのかもしれないが、カップは見たことがあっても、黄色と赤の元祖は見つけることができなかったので、和白母犬から何個か送ってもらったものだ。

 とんこつでもしょう油でも味噌でもない。この素朴な味がなんとも心にしみる。送ってきた当日に豪華にしようとはりきってつくった。99円コンビニからラーメンの具セット「チャーシュー、メンマ、わかめ」を買ってきていれたのだが、大失敗。わかめの塩でスープが塩辛くなった。そこで今回は具もなにも入れなかった。煮込んで白く濁った鍋をそのまま丼へ。粉末がサッと溶けた半透明のスープに浮かぶ調味油のテカテカ具合がまぶしい。夜中の3時に1人で具のないラーメンをすする姿は少々情けない気もするが、何も入れない方がうまかった。
 
 スープで分類すると何になるのだろうか。袋の裏に書いてあるのは「粉末醤油、肉エキス(ポーク、チキン)、粉末野菜、カツオエキス…。福岡ではとんこつバージョンなども売っているが、この元祖も九州の味として今後も何十年と残っていくのだろう。パッケージには何ひとつ「棒ラーメン」とは書いていないのにみんな「棒ラーメン」で通じるのもすごい。

 棒と呼ばれるまっすぐな生麺によくスープがからまる。そういえば夕食は渋谷で移転したばかりの「唐そば」で食べた。自分自身が熱出してアツくなって会社を休んだ黒埼の後輩が「唐そばのラーメンは麺の太さが3種類か4種類に分かれていて、よくスープと絡むんですよ」と話してくれた言葉を思い出し、麺をジロジロ見ながら食べたが正直分からなかった。もちろんおいしかったが、移転したばかりらしい真新しい店、地下に降りていく階段、茶髪のおしゃれなバイトの兄ちゃんたち、洋楽のBGMに違和感を感じた。スープがちょっと以前より香ばしかった気もする。今度、後輩と行って検証したいと思う。場所は東急ハンズからパルコへ向かう途中にある。

 結局、今日の休日はラーメン2杯。

 


すごミックス

2005年01月27日 | アート・文化
 テレビでは、見たことがあったがこんな身近にいるとは。一昨日すごい技を見た。会社でミックス先輩が、パソコンから流れてくる男性の叫び声を、音符にして書きとめていた。後ろで眺めていた私には、男性たちが「ウォーウォー」言っているようにしか聞こえない。確かに聞いたことのある歌の替え歌であることはわかったが、ミックス先輩の頭の中では、それが「ド」とか「ファ」とかに聞こえるらしい。パソコンの前で小刻みにリズムを取りながら、右手はピアノのけん盤を弾くように、指が動いている。そして、紙の上に楽譜が描かれていった。

 「昔なら3回聞けばできたんだけどね。8回はかかりすぎ。しばらくやっていないとね」と、ミックス先輩。大学時代に音楽を勉強していたらしい。「聴音」のテストなんかもあったそうだ。女子大生時代どんな勉強したのだろう。「家にピアノがあるって話じゃない。みんな知ってると思うよ」と、楽譜作りをお願いしたH先輩の日ごろの洞察力もすごいが、ミックス先輩もすごい。ただの愛犬家ではなかったんですね。

 休みだった今日、押入れから1冊の本を引っ張りだした。「ドラえもんの楽ふがよめる」。小学館が子供向けに出しているコミックサイズの学習漫画だ。何年か前、友人とカラオケに行き、ひどい音痴を笑われた。音痴というより棒読みなのだ。大学時代、小学生の先生になる学生用の音楽の本を大学の図書館で読み、音痴対策をしてみたが、まるでわからなかった。エロ本を買うよりも恥ずかしかったが、小学生用ならなにかわかるだろうと思ったが、半分も読まずにリタイアしていた。今日、もう1度読んでみたが、やっぱり分からない。恥ずかしがらずに「ボエー」と歌うジャイアンがうらやましくなった。

 私の上司は、カラオケ大好きだ。ミックス先輩ともよく行っているようだ。盛り上がるのが大好きなミックス先輩だが、その頭の中で上司の歌が冷静に「ド」とか「ファ」になっていると思うと…


アキバ三男

2005年01月26日 | アート・文化
 「見てください。やっと完成しました」と、会社の新人(といっても27歳)のアキバ三男が、携帯の写真を見せてくれた。プラモデルだった。社内中がブログブームの中、なんてアナログなのだろう。ちょっと格好よかった。彼は仕事後、真夜中に窓を少し開け、セメダインを塗ってパチパチと組み上げていた。

 先月、アキバ長男先輩が異動になった時に、次男の私と三男で秋葉原に記念品を探しに行った時に買ったものだ。兄弟の由来は、秋に渋谷で行われた映画「スウィングガールズ」の女子高生たちが、渋谷で生演奏キャンペーン(9月18日を参照)を見に行ったことから来ているのだから、本当は「シブヤ3兄弟」のはずだが…

 三男がつくったのは「ガンキャノン」。機動戦士ガンダムに登場する、いつも隣にいる両肩にキャノン砲を抱えた無骨な赤いモビルスーツだ。すべて着色された完成品シリーズも店にはあったのだが、「なんかとてもつくりたくなってきました」と、小学生以来のプラモ作りを三男は選択した。我々が小学生のガンプラブーム時代、300円だった144分の1スケールの21世紀バージョンで、800円と値段は3倍近いがその分、当時のプラモより作りやすく、プロポーションも断然格好いい。プラモにも20年の時の流れを感じた。私もあのセメダインや薄め液のシンナーの臭いに再会したくなった。

 おいおい、でもガンキャノンのパイロットって…と、一瞬私はドキッとしたが「昔からガンダムより、ガンキャノンの方が好きなんです」と三男。ただの脇役好きのようだ。