わじのおもったこと

ぼちぼち、とりとめもなく思ったことを書いていこうか、と。

シャワー & バグッたファミコン

2009-11-30 21:30:17 | くらし
いよいよ明日が運命の手術。

今日はシャワーに入ることが出来た。
転院前日に入って以来だ。

左足も包帯を外して洗ってよいという。
もちろん、その直後に先生が処置をしてくれるからだが。

明日の手術でお別れすることが決まっている指。
三十年余にわたり共に歩んできた指に礼を言い、きれいに洗った。

そして、普段の処置では足の甲の側しか見えないが、今日は裏も洗った。
かかとの辺りは、古くなった皮膚を落とし、きれいな皮膚になった。
ただ、状況がよくないと言われていた土踏まず周辺。
自分で見て初めて状況を理解した。確かに厳しい。

土踏まずから先、腫れているのはわかっていたが、
指の厚さの2倍以上に膨れあがっている。ううむ。

最後に、今日突如MRI検査も入った。
磁気で、なんて言うのは聞いてはいたが、
「ファミコンがバグッた時」みたいな巨大な音がするんだねぇ。初めて知ったよ。

さて、明日頑張ります。
(って頑張るのは先生ですが…。自分はとりあえず「禁飲食」を頑張ろうかな)

来週手術 ついに来る勝負の時

2009-11-27 17:56:21 | くらし
手術日が決まりました。
事故から、そして最初の手術からちょうど4週間後の12月1日(火曜日)です。
ついにやってくる運命の日。

正確には「デブリードマン手術」というらしいです。
なんだか、自分の体型を表しているような感じもしますが………違います。
感染組織や壊死組織を除去する手術。つまり悪いところを取るということです。

左足のどこまで残るのかが勝負ということです。
指はすでに厳しいのですが。
足の土踏まずを挟んだアーチが残せると、その後の歩行等にも影響が少なくてよい…という感じです。
ただ、足の裏の方の状況がそれを許してくれないかもしれません。

アーチが残せるのか、土踏まず辺りまでになるのか、かかと付近までになるのか…
感染の状況等もあるので、実際にやってみないとわからない状況です。

変に残しても、結局そこから感染が広がってしまい、さらに切らなければならない部分が増える、ということも考えられるので、あとは医者の先生の判断を信じて、ついていくしかないと思っています。

多くの方々に頂いた応援をエネルギーに変え、頑張ります

大部屋に引越

2009-11-25 17:09:52 | くらし
ようやく大部屋が空き、さびしい個室から大部屋へ

と思ったら、陰気くさい部屋で、みんなカーテン閉めっぱなしだw
しかも、窓側でなく、入口側なので、カーテンしか見えない。

自分のところだけカーテン全開だが、他が全部閉まっているので余裕だ。

でも、前の病院では、フロアに車いす用トイレは2つしかなかったが、
ここでは、個室でなくても、各病室の前についている。これはいい。

大部屋への移動に伴い、携帯の音声通話については、折り返しまで時間がかかることも予想されます。
PCメール、mixiメッセージ、ケータイメール等もご活用いただければ幸いです。
また、音声通話の場合、伝言メモや留守番電話センターにメッセージを残していただけると助かります。

外科医オソルベシ

2009-11-23 19:53:38 | くらし
痛々しい話題なので、苦手な人はパスを。

連休明けにはCT、週の早いうちに手術
かと思っていたのだが……

手術もなかなか混んでいて、場合によっては翌週になってしまうかもという話。







だが、主治医曰く
「(足の指)5本一度にやる(切る)なら、下半身全体の麻酔になるから、
 手術室じゃないとできないけど…。

 1本ずつなら、局所麻酔でできるから、ここ(病室)でも出来るよ。
 外来でもできるから。

 まぁ、そうしなくても済むように
 会議で手術の順番を早めてもらうように、主張するよ。」

マジっすか。
いやー、確かに足のピンを抜くのも、人工皮膚を取るのも、全部病室でできたけど。
やっぱり、(整形)外科医の感覚は一般とは違うんだなぁ。

お見舞いに来てくださる方へ

2009-11-21 11:29:39 | くらし
3連休中にも予定されていたCTの検査は、連休明けの火曜日になりました。
というわけで、今のところ連休中に検査予定はありません。
(ということは、主治医が週明け早々にもやりたい、としていた手術もそれ以降かな?)

そして「病院食で体重2桁化」計画が密かに進行していますw
お見舞いの際は、えさを与えないでくださいw

決意

2009-11-19 09:46:46 | くらし
不幸自慢、などと言われるかもしれないが、
自分の頭を整理し、落ち着かせるためにも書こうと思う。
繰り返しになる部分もあって申し訳ない。
でも、自分に言い聞かせている、と思って勘弁してほしい。

何度か、指を切らなければならないのかな、と覚悟させられる場面を通ってきた。

・3日(火)
 手術前に手術内容について説明を受け同意書にサインしたとき
 でも、その後最初のほうは色がよく、いけるかななんて甘い気持ちも…
・10日(火)
 看護婦さんに義足などになるとしたらその後のリハビリ等も考え、
 地元に移ったほうがいいと強くアドバイスされたとき。
 だんだん色が悪くなってきていた。
・12日(木)
 主治医に相談した結果、転院したほうがよいと言われたとき。

そして、昨日、転院後の主治医からも、できるだけ早く切ったほうが多くの部分を残せると思います。と告げられた。
今日、先生方が会議をして方針を決めるそうだ。
先週一週間の指の様子を見ていれば、自分でも色が悪くなっているのがわかる。

ついに、来るべき時が来たという感じだ。

親にも、このことを報告した。
親は「一緒に頑張ろう」と言ってくれる。
でも、せっかく親にもらった身体を切ることになってしまって…
とても申し訳がない。

ただ、あの時、命は落とさずに、生き永らえたということは、
まだこの世でやるべきことがあるということなのだろう。

まぁ、仕事的には、車いすでも義足でも松葉づえでも続けられるのが救いだ。
まず、もう一度彼らの前に立とう。無事に送り出そう。

そして、今回たくさん心配や迷惑をかけた両親にも、いっぱい恩返しをしよう。
うまいもん食ったり、温泉に行ったり…

今回の件でいろいろな人に、助けられ、支えられ、迷惑をかけた。
そういう人たちへの感謝を忘れずに、残りの人生を大切にして、これから前へ進んで行こうと思う。

転院完了 ひまひま星人 連絡方法

2009-11-18 18:08:52 | くらし
無事横浜の病院に転院が完了。
午前中は、診察やらレントゲン・採血・心電図の検査や入院手続きでバタバタと過ごした。
(まだ「外来」患者の扱いなので、待ち時間があったりするのが新鮮だw)

空きがないので、個室に入室。
最上階だし、眺めはいいのだが、話す人もいないし、ひまだ。
なんせ、前の病院では、個性豊かな救急室と、たまり場になって会合をしている大部屋だったからなぁ。

昼食は、用意できていないので、院内の食堂で。
すかさず「ロースカツ定食・ご飯大盛」に。
いやー病院食以外のメニュー、久々だ。

午後になると途端にひまに。

この病院では、病室でパソコンを使えるし、モバイルカードを使ってインターネットをしても構わないそうだ。
が、携帯は、電話ボックスの中でしか使えない。
イーモバも携帯の電波使ってるのにねw

というわけで、これまでは、ケータイメールのほうが迅速に対応できましたが、
これからは、ここへの書き込みやパソコンあてのメール、mixiのメッセージのほうが早く対応できそうです。
ここへのコメントでは、個別に回答できないこともありますので、返信が必要な場合、mixiのメッセージやパソコンあてメールを活用いただけると幸いです。

よろしくお願いします。

転院開始

2009-11-18 07:24:34 | くらし
富士山のお見送りは受けられなかったが、他の入院患者に見送られ介護タクシーで転院開始。
横浜の病院でのメールやネットの状況がわからないので、ブログの更新やメール・コメントへの返信が滞ることも予想されます。

とりあえずそんな事情なので心配しないでください。

転院前日

2009-11-17 17:24:33 | くらし
明日が転院ということで、今日はいろいろなことがあった。

昨日の段階で点滴の針も抜いてしまったので、今日は飲み薬。

担当の先生が、縫う代わりにホチキスみたいなのでとめていた針を抜いてくれた(「ばっこう」と言うらしい。)
足首や足の甲のあたりにあったのだが、パカッと開くことなく無事くっついた。
とりあえず、そのあたりの組織(皮膚だけど)は、生きているようだ。

そして、昼のリハビリ後にはレントゲン。
午後には、ここで最初に見てくれた脳神経外科の先生も回診に来てくれた。
当初、左右のピントが合いにくいなんていうこともあったが、その状況を確認した。

そして今日わかったのが、自分が記憶が戻ったところがどこなのか。
事故現場なのか、救急車なのか、病院なのかはっきりしなかったが…
「連絡先の電話番号は?」
「今日は何月何日?」
「ヘルメットをちゃんとしていてよかったね」
という受け答えをしたのを覚えているが、この後ろの2つを言ったのは、脳神経外科の先生だということがわかった。
特に、日にちは「あれ、もう11月になったっけ? まだ10月?」など、当初意味不明な受け答えをしたのを覚えている。これは、何度も先生が聞いてくれたそうだ。

そして、昨日わかったのは、警察の言っていた車とバイクの止まっていた位置が違うということ。これは、事故の相手方とも話してわかった。
警察の説明通りだと、バイクを車が乗り越えた事になるので、おかしいなとは思ったが…

入院生活の話題

2009-11-17 11:17:02 | くらし
病院内での楽しみ、食事。
うちの病院では、通常メニューの他に17円増しで選択メニューが選べる。

毎朝、その日の夕食と翌朝の朝食を選ぶのだ。
これが運命の時。

今日の通常メニューは「ハンバーグ」
選択メニューは「ツナ入りカレー」
微妙だ。
ツナ入り、と書いてあるということは、肉は入ってないんだろうな…

と、毎日、こんな勝負の時を迎えている。

今日の選択はハンバーグ。
さて、吉と出るか凶と出るか。

初パトカー

2009-11-15 20:49:59 | くらし
18日の転院が決まったので、急遽本日現場検証。

車椅子でならという外出許可にもかかわらず、来たのは普通の高速隊パトカー
大丈夫かと思いつつ、後部座席を占領し無事に乗り込む。
パトカーからは降りないというので、車椅子は病院にそのまま置いて行く。

富士ICから富士川SA下りのスマートICで降り、すぐに上りのスマートICから入り直すというルート。
まず驚いたのは、パトカーもETCのところから料金を払って乗り降りしたこと。
無人のスマートICのため、手を挙げてご苦労さん、というわけには行かないということか。


そして、事故現場を通ってから、まずバイクを止めた位置を確認。
そして、出発して端ったらであろう走行ラインを確認。
しかし、この後はわからない。出発するところ以降の記憶はない。

バイクが進んでいた方向から事故現場を見ると富士山がとてもきれいに見えた。
だが、自分のバイクを止めたところからは富士山は見えなかったので、自分の中では富士川SAからは富士山は見えないと思っていたので、すごく驚いた。

その後は、何度も車を動かしながら、衝突地点から10、20、30、40キロそれぞれの制動距離に車を停めてみる。
なんせ記憶がないもので、何キロ出ていたのかわからないが、普段からそんなにスピードを出す方ではない。発車したところからの距離からみると、20~30キロぐらいかなとも思ったが、警察は30~40キロとよんでいたようだ。
20キロだと、制動距離からみてこの位置でも止まれる。逆によっぽどわき見でもしてたんじゃないかという話も出てくる、と言われ、調書上は約30キロで走行ということになった。

そして、新たにわかったこと。
ぶつかった後、自分は一旦は上に上がり、相手のボンネットに乗ってから植え込みに飛ばされた、ということ。
そして、バイクは倒され、車の下に潜り込むような形で引きずられて、私の落ちた植え込みの手前に止まっていたこと。
相手の車は、そのさらに先に止まったこと。

とりあえずそんな感じ。
車内で調書と図面を作成し、調書にサイン。
また、公安委員会に出す小さな書類にもサインした。

パトカー内の写真、スキを見て撮ろうかとも思ったが(笑)、踏みとどまった。

引越

2009-11-15 19:30:13 | くらし
今日は今までお世話になった救急室からのお引越。
救急室は、なかなか個性豊かな部屋で面白かった。

今度の部屋は、静かに眠れそうだ。
そしてベッドから富士山が見える!!!!

水曜にこの部屋を後にするのが残念なくらいの眺めだ(笑)

蚊バトル

2009-11-15 06:47:04 | くらし
この時期になっても蚊バトルをしなければならないとは…

現在入院している病室は7階なのだが…
それでも蚊が出る。

網戸の外に蚊が見えているのに、
見舞客が窓をあける際、大概手こずるので蚊は入り放題。

昨晩、かゆくて目が覚めると、顔を中心に3か所も刺されているではないか。
自分が動くのが可能な範囲に止まっている蚊なら、なんとか倒せる。
で、カーテンに止まっていた一匹は倒したが、血は吸っていないようだ。

まだいるのか。
しかーし。片手は骨折しているので、飛んでいる蚊を両手でパチンと挟むのは無理なのだ

というわけで、ナースコール
キンチョールをまいてもらった。
これで安眠。

が、たった今、生き延びた蚊が目の前を飛んでいる。忌々しい。

横浜に転院することになりました

2009-11-14 17:56:35 | くらし
ご心配をお掛けしています。
お見舞いに来て頂いたり、励ましのメールやメッセージ、コメントを頂いたりし、エネルギーになっています。
ありがとうございます。

私は、6週間、静岡で入院して、それから帰るのかなぁ、なぁんてのんびり考えていましたが…
この病院、先生も看護婦さんも熱心にやってくれているし。

18日水曜日に地元に転院することになりました。

ことの顛末は…

●10日火曜の夜
寝る前に回ってきた看護婦さんに
 「まだどうなるかわからないけれど、義足になるとしたら、簡単なことではない。
 手術して着けてみて、調整して…
 もう一度義足を作り直して…
 という、大変な作業で、医師と理学療法士(リハビリの担当)、装具士(義足などを作る人)がチームを組まないとできない。
 手術をした後で調整だけよろしくと言っても、受け入れる病院はないし、うちでもそういう患者さんはとらない。
 リハビリだけ、ということなら専門の病院に行ってということになるだろう。
 リハビリも、義足は可動域が小さいから、大変だ。
 例え、同じ結論になるにしても、地元の病院に移った方がよい。」

と義足の歩き方などの動作を交えて熱心な説明を受け、どうしよう、と考えながら眠った。

●11日水曜
朝見舞いにきた両親とも相談し、主治医にこれから仕事を続けていく上で、どうすればよいか相談。

●12日木曜
先生方で相談した結果、装具やリハビリのことまで含めて考えると、転院した方がよさそうだとの返事をいただき、近所の病院名をこちらからあげる。先生が連絡を取ってみることに

●13日金曜
向こうの病院から現在個室しか空きがないが受け入れ可能、という回答を受け、来週18日水曜の転院が決まる


水曜日以降の怒濤のような動きの中で、地元の病院への転院が決まりました。
火曜日に熱心にアドバイスをくださった看護婦さんがいなければ、このような決断はできなかったと思います。
つくずく、色々な人が自分のことを真剣に考えてくれているなぁ、とありがたく思います。

左足の方は、日を追うごとに、指の色が悪くなってきているので、完全に元通りというのは厳しそうな情勢です。

でも、例え義足でも、車椅子でも、続けられる仕事であるというのが救いです。
どんな形でも、現場復帰を果たして、もう一度彼らの前に立ちたいと、思っています。

と、深刻な状況のようですが…
書いている本人が、驚くほど冷静に現実を受け止めています。
それは、手術前に同意書にサインをしましたが、2週間という時間をかけて、現実と向き合ってきた、ということなのでしょう。

本人は、病院食のメニューに一喜一憂しながら、元気に過ごしています(笑)
もう晩御飯なので、とりあえず今日の報告はここまで。

ご心配いただきありがとうございます

2009-11-08 19:52:43 | くらし
みなさんに暖かいコメントをいただきありがとうございます。

さまざまな幸運や人々の力をいただき、いまこの自分は生きられています。
・高速本線上でなく、SA内であったこと
・飛ばされて落下した場所が、植え込みであったこと。
 しかも、近くにある街路樹に当たらずに植え込みに落ちている
・周囲にいた方々が迅速に対応してくださり、警察や救急への連絡をしてくださったこと。
・整った設備があり、熱心なスタッフがいる病院に運ばれ、見ず知らずの自分を助けるために、4時間以上に及ぶ大手術を受けられたこと。
・両親やスタッフの献身的な看護を受けていること。
・友人や職場の方、お客さん、バイク仲間からたくさんの応援を頂いていること。
………

書き出すとキリがありませんが、つくづく自分は幸せ者です。

本当は個別にコメントをお返ししたいところではありますが、身体への負担を考え、今回はまとめてのコメントとさせていただきます。
(もちろん、いただいたコメントやメッセージ、メールはすべて拝見しておりますが…)

実は、左足の指は、手袋を脱ぐような形で中の骨が抜けてしまっていました。
先生方が全力を尽くし、とりあえず元の位置に収めてくれましたが、きちんと血が通うかどうかは予断を許さない状況です。

部分麻酔で4時間にも及ぶ手術の中で様々なことを考えました

例え、左足の一部を切断することとなった場合、
 ・仕事は続けられるかな
 ・バイクはどうかな
 ・車はどうかな
 ・消防はどうかな

とりあえず、まずは仕事への復帰を目指そう。職業的には続けられるハズだ、と。

ただ、バイクについては、完治したとしても一旦は降りざるを得ないかな、とも考えています。
というのは、私が事故を起こした3日は母の誕生日
とんでもない、親不孝息子ですね。
その当日に連絡を受け、手術室の前で待っていて、今日まで看病してくれている両親。
一番心配をかけた両親の理解が得られるまでは、乗るべきではないのかなぁ、と。
バイク仲間の皆様、図々しいお願いですが、バイクを降りたとしても仲良くしてやってくださいね。
みなさんも、安全運転で。秋のツーリングシーズンですが、無事をお祈りしています。

まずは、完治、職場復帰目指して頑張ります。