「苑に居る婆の所へ行こう」と、相棒から誘われた ん。。。
お互いに尻比べ・・・近いようで遠い・・・が・・・さぁ~出発だ!
案の定、婆は今日もマイナス言葉の羅列で、愚痴モード!
分るよ 分るけどさぁ~ ネぇ- もっと楽しい話しません?
「ちっとも楽しいこと無い」またプイッと下向いてグッチ愚痴…
この為に、我らの足が遠のき気味になってたりして- フウ~
仕事の合間を見ての訪問、婆の気持ちまでは汲み取れない
これ以上どうしろと言うのだ? ただ愚痴を聞くだけなのか?
自宅での介護には限度もあるし、既にそのレベルでは無い
漸く入所出来たことに、感謝するのみだ それなのに何故?
その時、すぐ傍で私達の話を聞いていた翁が、ひと言放った
「歌を歌おう」 ポケットから、何やら引っ張り出して微笑んだ
御年93歳のこのお爺さんは、苑に入所してから歌を始めた
と言っていた 白い紙に、綺麗な文字の歌の歌詞が見えた
“大利根月夜”と“妻恋道中”の懐メロの二曲を…アカペラで
三番までフルコーラスで、最後まで一生懸命に歌ってくれた ←でがいっぱいで…
そして“籠の鳥”の歌詞が書かれた紙を、そっと婆に寄越した
婆は歌い出した 低く~高く、調子良く歌いのけた(拍手!)
「歌えば楽しくなって来るし、腹に力が付いてくる」翁は言った
またひとつ教えられた 「諦めるな!」 人生の先輩は逞しい
お陰様で、婆の顔に緩みが見られた どうもありがとう(*^_^*)
目標を持つと言うこと~ それを決して忘れてはいけません
苑はすぐ近くだし~暖かいし~と言うので、歩いて出掛けた
散歩コースの途中にある苑の帰りは、堤防まで足を延ばす
本当に久し振りの散歩 二人とも何だか足取りが軽かった
思わぬ助け船に、気持ちがフワッとなった夕暮れ~ 嬉しかった
ほらぁ~ 沈丁花がほころびだした 春はもうすぐそこですよ
ご近所の庭先や軒下には、春の足音が静かに、そして確かに聞こえておりました
お互いに尻比べ・・・近いようで遠い・・・が・・・さぁ~出発だ!
案の定、婆は今日もマイナス言葉の羅列で、愚痴モード!
分るよ 分るけどさぁ~ ネぇ- もっと楽しい話しません?
「ちっとも楽しいこと無い」またプイッと下向いてグッチ愚痴…
この為に、我らの足が遠のき気味になってたりして- フウ~
仕事の合間を見ての訪問、婆の気持ちまでは汲み取れない
これ以上どうしろと言うのだ? ただ愚痴を聞くだけなのか?
自宅での介護には限度もあるし、既にそのレベルでは無い
漸く入所出来たことに、感謝するのみだ それなのに何故?
その時、すぐ傍で私達の話を聞いていた翁が、ひと言放った
「歌を歌おう」 ポケットから、何やら引っ張り出して微笑んだ
御年93歳のこのお爺さんは、苑に入所してから歌を始めた
と言っていた 白い紙に、綺麗な文字の歌の歌詞が見えた
“大利根月夜”と“妻恋道中”の懐メロの二曲を…アカペラで
三番までフルコーラスで、最後まで一生懸命に歌ってくれた ←でがいっぱいで…
そして“籠の鳥”の歌詞が書かれた紙を、そっと婆に寄越した
婆は歌い出した 低く~高く、調子良く歌いのけた(拍手!)
「歌えば楽しくなって来るし、腹に力が付いてくる」翁は言った
またひとつ教えられた 「諦めるな!」 人生の先輩は逞しい
お陰様で、婆の顔に緩みが見られた どうもありがとう(*^_^*)
目標を持つと言うこと~ それを決して忘れてはいけません
苑はすぐ近くだし~暖かいし~と言うので、歩いて出掛けた
散歩コースの途中にある苑の帰りは、堤防まで足を延ばす
本当に久し振りの散歩 二人とも何だか足取りが軽かった
思わぬ助け船に、気持ちがフワッとなった夕暮れ~ 嬉しかった
ほらぁ~ 沈丁花がほころびだした 春はもうすぐそこですよ
ご近所の庭先や軒下には、春の足音が静かに、そして確かに聞こえておりました