いつものように書き置きを残して、相棒は秋の山に出掛けて行った
。。。ので、時間にも誰にも捕らわれない、自由な一日を過ごせるゎ~♪
せっかくの良い天気だし、洗濯物を干し終えると、布団をドッコイショと担いで干した後は
二階に駆け上がって、クローゼットの中の整理にとり掛かる
時代遅れや体形の変化により着れなくなった服! そこいらのいらないモノを袋に詰め込み
呑気さん返上で頑張ってみた 過去との決別?完了~ あぁ スッキリ さっぱり
階段を何回往復しただろうか 『これじゃ痩せてしまう』などと呟きつつ… あはは
ねねのご機嫌を取りながら風呂場に直行 レディに仕上げて、これも完了
洗濯物と布団を取り入れ、布団クリーナーの出動 使い方知らんし、、、
ま、どうにかなるさ-とやってみた 掃除機嫌いのねねは、どこかに避難してる
有意義な時間を過ごせたことに感謝! 今日も一日ご苦労さぁ~ん
いつも手抜きの癖に、もの凄く頑張ったと勘違いしてる私が、そこにいた
10月18日日曜日(快晴)
いつも休日には、平気で女房を家に残して、九州の何処かしこの山行に出掛ける
山男相棒氏でありますが、何故だか「あんたの決めた場所に一緒に出掛けようか」と
思いがけず デート!を申し込まれ、ピクニックの計画を立てましたとさ アハハ
私の実家の墓参りをした後、相棒の山行を奮い起した切っ掛けの発端となった場所
尾鈴山の『矢研(やとぎ)の滝』に行くこと~ もしかしたら山行卒業も有り得る?と思うも
それは無理からぬ望みと諦めながら、秋晴れの中、現地に向かったのでありました
~が、自然災害で通行止めもあったりで、入り口付近で出逢った人たちは、既に諦めムード
↑ こんなの見てとてもじゃないけど無理!と思ったのか、すごすごと帰って行った モッタイナイ
車乗り入れが駄目なら歩こうじゃないの~相棒と二人で、てくてくヘアピンカーブを下って行った
あっ!と言う間にキャンプ場に着く そこには、車で来ている人もいっぱいいたぞ-
飲み友達Nさんの奥様が、生死の境を彷徨っていると聞いたのはその前日…
実家のお父様と、ご主人のお母様の介護を頑張っていられるのに、今は自分の命と
闘い中だなんて~ 誰からも好かれて、一生懸命頑張っている人が、命の危機とは-
とにもかくにも、一日も早い快復を祈る為に、私達はこの地に来たのかも知れない
スパシューム光線?を放つ男 (ただの逆光ですが・・・) 特別出演の相棒氏です
神話の伝説にもなっているこの場所には、神々しい命が溢れている気がする
躍動感のある水の調べと巨岩の群れ 自然の偉大さを全身に受け止めた
リュックに忍ばせた、Aコープで買ったお弁当のおにぎりがペッタンコ~~ ごめんねぇ
見掛けなど空腹には関係無いし、せせらぎを聴きながら頬張ると、超~美味でござる
高校生の時、学校からここまで歩いて往復したことがあります
当時、うら若き乙女らは文句タラタラと、とにかく歩き通しました 今は良き想い出
苦しさを乗り越えたからこその満喫感・・・味わえたわけだし、最高にいい気分^^
もっと下まで行きたかったのに、柵を乗り越えてもここまでが限界~
携帯で撮ったから、迫力に欠けるかも知れない画像だけれど、ドドドドーッと唸るように
滝壺に流れ落ちる様は圧巻でした 神様の矢を研ぐほどの勢いがあるのだもの
http://www.pmiyazaki.com/etc/taki_yatogi/←これ見ればその凄さが分かるかも^^
それにしても、荘厳な滝を見ることなく帰ってしまった、ふた組の老若男女たち。。。
いったい何処へ向かったのやら~ 一緒に行きましょうと言えば良かったなぁ
相棒と二人で話しながら、元来た道をてくてく歩きました ほんに爽快なり^^
『また一緒に何処かに出掛けようね』・・・と相棒は言うけど、その手には乗りません
私は私のペースで、歩んで行くのが一番いいと思います
崖っぷちに立った時だけ、支えてくれたら有難い お互い元気が何よりですゎ
勝手気ままな夫婦の、秋の休日物語~ 滝に打たれず、滝に心打たれたお話なり
ゴミ出しの日の朝 意気揚々と玄関を出る
天気も良いし、歩いて何歩?の公民館まで、両腕にゴミ袋をぶら下げて
重い重いと言いながら、てくてく歩いて行きましたとさ
ホントは、車に積み込んで行きたいのだけれど、すぐ傍だし~
顔見知りのNさんと、朝の挨拶を交わしながら、ゴミ置き場の扉を開けた
「大丈夫? 重くなかった?」 心配そうに言うNさんに私は答えた
「車の油燃やすより、自分の脂を燃やそうと思って、歩いて来たのです(笑)」
Nさんは 「上手い!」 と褒めてくれた アハハ ありがとうございます
何なら、身体中の無駄なトコ全部放り出してしまいたいけれど、せっかく蓄えたモノ
そう易々と捨てられる筈もなく、、、 努力が足りないのが本音だけどね
帰り際、見上げた塀の上から覗く、美味しそうな柿の実が、こっち向いて笑ってた
いい色してるね~ ひとつ飛び降りて来ないかな? 無理だよね
辛抱の足りない食いしん坊。。。 今日もご飯をいっぱい食べました
私が見上げた何時間か前の早朝、この柿の木の下で、スーパーの買い物袋いっぱいに
柿を詰めてる見知らぬおばさんを見たと相棒が言っていた 飛び降りて来たのか?
南の島で楽しく過ごしたけれど、時の経つのは夢の内~ あっ!と言う間でありました
行かない!と言っていた天の邪鬼さんでしたが、想い出はいっぱい頂戴したのです
島にはお土産屋さんはありませんが、こんなに素敵な品々に出逢い、みんな大騒ぎで
買いました(笑) トビウオさんは島オリジナルのTシャツ そして手作りのアクセサリー
まだまだいっぱいあったのだけれど、私はTシャツとストラップを幾つかお買い上げ~
Tシャツ販売は資料館の館長さん アクセサリーのアーティストさん 共に美人さんでした
そのお二人のお子さんである天使たちが、目の前でちょこっとしたことで喧嘩を始めた
4歳の女の子同志、最初は軽く言い合い、徐々にエスカレートして罵りあいへと発展!!
大人たちは宥めるも、容赦なくマシンガントーク的お喧嘩は続く。。。
ここはもう、大人の出る幕ではないと、我関せずの雰囲気で、遠巻きに見ていた
暫くして、片方の天使が私を見上げて言った 『あのね まだ仲直りして無いの』
おもむろに天使の手をとると、もうひとりの天使のいる場所に進んで行く そして。。。
天の邪鬼さんはふたりに言ったのです 「手と手を繋いだら、心は繋がるからね~」
途端に天使さんたちは、ごめんねしてハグして仲直りして~ あっと言う間に元通り^^
そんなこんなで、楽しかった想い出やハプニングを胸に詰め込んで、帰り支度に励む
元気なお日様が顔を出し、旅立ちには最高のお天気です 天使も微笑んでくれたし^^
船がどこどこの港を出て、何時頃にこの島に着くと、防災無線で知らせてくれます
時間に追われて暮らす我らには、素晴らしいシステムが特別な物に感じられた
これは ↑ 前日、我らを連れて来たフェリーが、次の島に向かっているところです
(オーシャンビューなお宿の前から撮ったもの)
船影が見えてから移動しても大丈夫だと、おかみさんたちは笑った
じゃがしかし、気忙しい我らにはそれは通じない 置いて行かれたら大変だと慌てた
港には大勢の人が見送りに来てくれた
私たちだけが見送りの対象では決してなく(笑)、他の民宿に宿泊していた人や
鹿児島本土に向かう人たちを見送る人等など 賑々しい風景に感激しました
お別れの時が来て、いよいよ出港です
「お世話になりました どうもありがとう」 テープの束を持った人が泣いています
その横で、我らは元気に手を振りました ありがとう またね (●^o^●)
防波堤から外洋へ 青い海と自然いっぱいの山 優しさと温もりに包まれた
ここに住む全ての人達が、幸せに暮らしていけますように~とお祈りいたします
船の中は、暫くは穏やかに過ごせたのだけれど、台風が近付いていたせいか
少し揺れて来た 二等船室の乗客たちは床に、雑魚寝状態で寝そべっていた
まるで、夢の世界から現実に戻る為の、タイムトンネルを抜けるようでありました
モワァ~ッと気分が揺れた 飲んでも無いのに酔いそうだったゎ
キャー ただいまぁ~無事に鹿児島港に着いた
現実に向かって、都城に向かって、土砂降りの雨の中を、大急ぎで帰りました
山登りの筋肉痛は、ピリピリ感があっただけで、不思議とすぐに収まった 嬉しぃ^^
(連休から二週間 やっと航海日記が終わった) 私も普通に戻ろう
シルバーウィークの秋の休みに、南の島へと海を渡った我ら一行は、鹿児島県の離島
トカラ列島の中の島☆http://www.tokara.jp/profile/naka.html☆ヘ上陸を果たす
一緒に行った仲間達とは、屋久島に行ったことがあるが、ここは屋久島より南にあるのに
なんか違う気がした とにかく竹がいっぱい 琉球寒山竹という種類らしい
つわぶきやクワズイモも、道端に沢山自生していた それにバナナもいっぱいあった
太平洋戦争終結後、北緯30度より南の島々が、米軍の占領下にあったと言う事実を
歴史民俗資料館で知りました 当時の住民の方々の苦労が忍ばれます
トカラ列島に行ったら、どうしても ど~うしても会いたかったお方が資料館におりました
遂に、ご対面~ カメラに納めて参りました はい (#^.^#) ボゼさん どうぞ-
誰だ? 島に行かないと言ってた奴は~ 追い駆けられそうですが人は入ってません
テレビで紹介されたことがあったので、一度は拝んでみたかったのであります
あ、、、 この後、あの山に登るんですゎ 頂上付近に雲が掛かってるのに登るんだよ
標高はさほど高くなく、5合目か6合目からだと言うので、賛同したけれど~
台風の爪痕残る道端の、倒れ掛けた竹や木が車の脇をガァ-ガァ-擦るのが分かる
めげずにひたすら林道を上って行く 対向車が来たら、絶対にすれ違えないゎ
登山道より少し上のテレビ塔の下 宿から持参したお弁当で昼食を済ませた
雲の上です 携帯も繋がらないと誰かが怯えるように言うが、ドコモは繋がった
風が雲をさらっていくので、登ることになった 仕方ない 登ってみるか
≪六根清浄 千里の道も一歩から 何だぁ~坂 こんなぁ~坂 頑張れ 負けるな≫
己に喝を入れ登る! 登る 登る つづら折れの急途を、ただひたすら登る
文句ブ-ブ-垂れながら、、、 天の邪鬼から天女への修業かしら? ギャハハ
もうすぐ頂上~という地点で、強い風に帽子が飛ばされ、坂道を走って降りた
ぎゃ~ 追い駆けながら叫んだ 「こらぁ- 待てぇ また戻って来んといかんがねぇ」
ハッとおもい留めてくれたのか、やっと帽子の転がりが止まった
重い身体に残った、有りっ丈の元気を糧に、今降りて来た何十歩かを踏みしめ登った
↑ こんなのが頂上にあった どっかの誰かが置いて行ったらしい標が笑っていた
遂に極めたわよ 久々の頂上制覇 私にとっては百名山挑戦以上の喜びです
晴れていたら、この向こうには素晴らしい景色が見えたらしいです 残念でした
この岩、ライオンに見えん? シシシ・・・
頂上付近に群生するススキの穂は赤く、地べたに這いつくばるように風に揺れていた
天気が良ければ赤いじゅうたんを見られたであろうが、雲を恨んでも仕方が無い
下山するに従い、雲の切れ間が広くなっていく
登りながら“あ、これいいなぁ~”と思っていた名も知らない植物と、下山途中に再開-
勿論、掘って持っては帰れないので、カメラで撮って持ち帰ったのでした
無事下山万歳! さっきまで頂上で風に煽られていたのに、麓は晴れてます
山の上から見られなかった青い海は、すぐ目の前に広がっているし、これで満足なり
夕暮れ時 海に沈む夕日をみんなで見た 都城には絶対に無い景色だものね
海から朝陽が昇る場所で育った私は、夕陽となって海に沈むお日様が新鮮に見えた
おまけに、軽度の方向音痴となっていた あ~ 恥ずかしかぁ~
晩ご飯 こころづくしのお料理が並ぶ どれも美味にございました
伊勢海老さん ありがとう
ここで、カラオケが出来るなんて思ってもみなかった一行は、夜の更けるのも忘れて
歌い捲りましたとさ^^ やっぱり来て良かった 一番騒いでいたのは私です
また次回へ 続くとよ
『秋の連休は南の島に行くんだってよ』 相棒に告げられた時、天の邪鬼さんは
「へえ~ 私は行かんからねぇ」…と言っては見たものの、一緒に行く仲間達から
行かない理由を問われ、家や庭の掃除や片付けをしたいから~とそれとなく返答
“そげなこた ふだんの日にしやん”(そんなことは普通の日にしなさい)と諭された
週に2便の船 台風時季であるし、行けたとしても果たして帰って来られるのか…
それにねねのことなど、あれこれと心配を巡らせる天の邪鬼さんに、仲間達から
“どげんかならい”(どうにかなるもんさ~)と、まぁ~楽天的なお返事が返ってきたよ-
結局行くことになり、ねねの預け先に電話予約! 心も旅モードに切り替えると
何やかやと準備に取り掛かりましたとさ 気掛かりは天気ばかりなり-
行き先は、鹿児島の南に連なる≪トカラ列島≫の一番大きな中の島であります
出発は、敬老の日の夜 仲間たちと連れだって、鹿児島の港に向かいました
当日の天気は晴れ 凪は穏やか~まずまずの船出です
二等船室の端っこに横一列に並んで、ちいさなマットに雑魚寝 少し窮屈だけど
船室の中央辺りから、大音響のイビキと寝ごとのオンパレード 強烈過ぎます
横に眠る相棒は、お構いなしに朝までスヤスヤと御就寝~ 実は耳栓してたってぇ
いよいよ島へ上陸 お世話になる民宿のおかみさんが、わざわざのお出迎え
旅の隊長Kさんは、仕事で何度も訪れており、おかみさんとはすっかり顔馴染みらしい
屋久島より南のトカラ列島 ここは鹿児島県 言葉は通じる! あたりまえ~
民宿に着くまで、隊長Kさんは「うわぁ~ へぇ~」 時々素っ頓狂に呟く
先の台風15号が大きな被害をもたらし、そこかしこにあった筈の建物が姿を消し
ていたり、窓の外の景色がまるで変わって見えるらしい
「まだまだ片付けが追いつかなくてね」 おかみさんは言った
それでも、我ら一行を迎える為に、一生懸命頑張ったんだ~と笑顔で話された
壁や床を修理したことは、色や柄が違うのではっきり分かる それに真新しい畳
苦労の程がわかります 一行は深々と頭を下げ労をねぎらった
宿に着くなり朝食でのおもてなし 美味しかったぁ (画像が無いのが悔やまれる)
島には、小さな商店はあるらしいけど、コンビニはありません
不便とは感じない それより何より、時間がゆったりと流れているのが心地よかった
朝食を終えると早速、三台のレンタカー(宿の車)で、島の散策に出発だぁ-
隊長Kさん運転の車を先頭に、島の中へと進んで行った そして・・・
=都合により次回に続くのであります=