どうした

　　　　　　　　　　曇り空の、冴えない日曜日の朝。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　＝またか＝

こんな日は、早く起きても暖房費が嵩むだけだし、車も車検でお留守だし～。
いつまでも布団の中でグズグズしていたが、【ギュルルーン】と腹の虫が泣き出した。
やれやれ～～～お茶でも飲んで、生き抜くとするかぁー。
ダラダラと階段を降り、冷たい水で顔を洗い、新聞を取りに玄関を一歩出る。
ブルブル。。。相変わらずの、寒い朝だ。　霜が無いだけ救われる。

何も考えず、何もしないで、時間が過ごせたら・・・
空想に惑わされていると、瞬時に現実へと連れ戻されてしまう。
まだ、相棒殿は夢の中、、、今のこの時間が、私のひとり時間なのだ。
奴が起き出せば、「飯は？」「今日は何して過ごすの？」「ここ片づけて！」と
その支配言葉が邪魔しにやって来るから、もう少しだけ自由な時間が続けと願う。

まだ、人間に変身もせずに髪もボサボサだけど、まさに至福のひと時。
私は、寒い部屋で電気もつけずに、パソコンに向かっております。
背中の冷たさが何とも言えない、ひとりだけの暗～い部屋。
誰もいない台所では、ストーブがガンガン燃えているという、この矛盾！
早くここを退散しなければ、凍えてしまう。。。なことはないが、寒すぎる。
餓死も凍死も嫌だから、暖かい部屋へ移動します。
でも～～～、私はまだここにいたいのよねー。

　　　　　　　　　　　どっちなんだ、、、勝手にやってろ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　＝は・はい＝