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都政新報「23区ごみ対策の展望第3回 進化続く資源化事業」 [2018/08/07] から
都政新報の小さな囲み記事ではあるが、
東洋大学経済学部教授 山谷修作氏
連載、自治体政策のススメ
・23区ごみ対策の展望 ① 「危機感なきスローガン」
・23区ごみ対策の展望 ② 「廃プラサーマルの成果」
・23区ごみ対策の展望 ③ 「進化続く資源化事業」
進化続く資源化事業
今後も進化は続くだろうか、、、
家庭ごみの資源化事業、
こことのとこ横ばい傾向、、、区によってだいぶん違いもあるし、
プラスチック製容器包装の資源化も、いまだにやっていない区もあるし、、
製品プラスチックの資源化まではなかなかできないし、
危険物の分別回収や、小型家電などの拠点回収やピックアップ回収を期待するが、
そうすると、あとは生ごみにターゲットを絞ればごみは大きく減量となるが、
自宅で個人ができる唯一のリサイクル事業、
生ごみの堆肥化事業は、各区ともいろんな取組をしているが
そうそう大きな広がりにはならない、生ごみ減量のインセンティブがいまいち弱い、、
家庭ごみの有料化などと組み合わせれば、かなり取り組む人も増えるだろうが、、
今後、どういう広がりを見せるか、、、
平成29年度実績もそろそろ出そうだが~
とりあえずは、平成28年度版で、
関連(本ブログ)
■23区 平成28年度の資源回収量 ~平成28年度清掃事業年報(リサイクル編)より~ 2017年08月28日
●23区の資源回収量推移
紙類の回収量がかなり落ち込んでいるものの~
資源回収量の総量が横ばい傾向が続くということは、、、
そのほかの資源回収をかなり頑張っているということ~、
ピックアップ回収でもごみにせずに資源に、、、
古着や古布,小型家電にetc.、
●資源回収実績(行政回収)品目別推移
行政回収の紙類、回収量の激減は、なんとか持ち直していたが、、、
平成28年度は前年度よりも約6千トン減少
●資源回収実績(ピックアップ回収)品目別推移
●資源回収実績(集団回収)品目別推移
集団回収の紙類は、平成28年度は前年度よりも約9千トンの減少
平成28年度の23区の資源回収量は約536,656トン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/fc/e3ee1896eada901f40f7aae1348c299e.jpg)
●23区 資源回収実績(行政回収) 区別
●23区 資源回収実績(ピックアップ回収) 区別
各区ともがんばっていますね、、、
練馬区が始めた頃は、,,そこまでするかと思ったものだが、、、
拠点回収を増やしても、ごみに出してしまう区民も多い
しかし、,みすみす焼却や埋め立てはしないという取り組み、
●23区 資源回収実績(集団回収) 区別
集団回収は古紙が中心
●紙類回収実績の推移
回収量の激減は、なんとか持ち直していたが、、、
行政回収は、平成28年度は前年度よりも約6千トン減少
集団回収は約9千トンの減少
●区別 【紙類】 行政回収・集団回収実績
☆中野、荒川は行政回収を止めて集団回収に一元化。目黒もほぼ集団回収のみになってきた~
●行政回収実績推移
千代田以外は、平成28年度は、前年度よりも減少に~
●集団回収実績推移
千代田以外は、、平成28年度は、前年度よりも減少に~
☆23区、全ての区で古紙、缶、びん、ペットボトルの回収は行っている。
プラスチックに関しては、容器包装プラスチックの回収を行っていない区も、食品トレイや一部のプラスチック類の回収はしている。
● 行政によるペットボトル回収
赤枠のある区は指定法人ルート、
しかし、各区の回収量と、容リ協会上期、下期の申込とかなりの差がある区は、独自ルートでも売却しているのだろう。
● 集団回収によるその他回収
荒川区は、基本的に、資源は集団回収なので、ペットボトルも集団回収で集める。
たぶん、集団回収分ペットボトルも、指定法人ルート。荒川区の集団回収はかなり特殊なので、民民というより、かなりの行政関与型。集団回収にかなりの報奨金を出しても、行政回収よりもコストはかからないのだろう?
これ以上は増えないのか、23区の容器包装プラスチックの回収量
●23区プラスチック製容器包装(ペットボトルを除く)