東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

都政新報 連載 23区ごみ対策の展望 ⑥ 持ち込みごみとの向き合い方、⑦ 「ベンガラ」の行方

2018年09月11日 17時03分34秒 | 東京23区のごみ

都政新報 23区ごみ対策の展望 ⑥ 持ち込みごみとの向き合い方 [2018/09/04]  から


都政新報 23区ごみ対策の展望 ⑦ 「ベンガラ」の行方  [2018/09/11]  から

 

 

都政新報の小さな囲み記事ではあるが、
東洋大学経済学部教授 山谷修作氏

連載、自治体政策のススメ 
23区ごみ対策の展望 ① 「危機感なきスローガン」
23区ごみ対策の展望 「廃プラサーマルの成果」
23区ごみ対策の展望 ③ 「進化続く資源化事業
23区ごみ対策の展望  「区の関心呼ぶ食べきり協力店」
23区ごみ対策の展望 ⑤「雑がみ分別のきっかけ作り」
・23区ごみ対策の展望 ⑥ 持ち込みごみとの向き合い方
・23区ごみ対策の展望 ⑦ 「ベンガラ」の行方



連載も ⑥と⑦となった~

いよいよ、持込ごみとベンガラ、事業系ごみについてである、、、

ほんとうにどうにかして欲しい事業系の持込ごみ、、、
なにしろ家庭系ごみはなんとか減少を維持しているものの、事業系ごみは6年連続の増加なので、、、

清掃工場の搬入物検査も、水銀廃棄物による焼却炉停止事故以降の対応強化なので、主目的は焼却不適物の検査というところであろう。資源物が大量に入っていようがなにもできない、23区の清掃工場では、「書類、古新聞、古雑誌、シュレッダーくず」なども堂々と「持込承認 廃棄物となっているので、、、ほんとうに事業者に優しすぎる甘い対応である、、、清掃工場も、事業系の持込ごみの増加を見込んでの施設整備計画をたてているし、、その施設整備計画も、焼却余力が厳しい状態になっても、事業系持込ごみにメスを入れることもしない、せめて、資源化可能な紙類の搬入規制をしてほしいものだが、23区も清掃一組も全くやる気もなさそうで残念である、、、ここまでくると、21清掃工場体制を維持するためのごみ量確保かと疑ってしまいたくなる、、


弁当がら、、ベンガラ問題、

事業系のプラスチックごみは産廃扱い、
23区では、事業所などから出てくる弁当がらなど、不燃ごみとして中防不燃ごみセンターで受け入れている。

東京廃棄物事業協同組合は『現在、事業系一般廃棄物の「不燃ごみ」とされている「弁当がら等」及びこれに付帯する廃プラを、「可燃ごみ」として焼却処分をして欲しい』という要望書(平成18年2月8日付)を東京23区に提出している。そして、家庭系「廃プラスチック」のサーマルリサイクルが23区全体として安定実施に至った段階で検討するということであったが、今現在も、一応はそのまま「不燃ごみ」扱い~

それが、やっと具体的に動き始めている、「23区の事業系容器包装プラスチック、2020年度までのリサイクル化を目指して協議 23区と清掃一組が協議を本格化」、、今年度中に方向性をまとめるとはなっているが、、どんなことになるのやら、

とりあえず~

 

関連(本ブログ)
23区の事業系容器包装プラスチック、2020年度までのリサイクル化を目指して協議 23区と清掃一組が協議を本格化(東京五輪のレガシー?)2018年07月31日

23区 有明清掃工場の搬入ごみ(99%←訂正)9割以上は事業系ごみ、紙類は50%以上、プラスチックは年々増加、事業活動に伴って生じたプラスチック類はいつから「可燃ごみ」扱いとなったのか?2018年07月27日

参考までに
「弁当がら」の性状調査

紙類16.59%、厨芥5.95%、木草2%、プラスチック類71.56%、ゴム・皮革0.65、その他0.97、不燃物2.28

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