秘密…

ヒミツノコト

思考停止~の…ありがとう

2015年11月29日 06時39分39秒 | 闘病記
数々のコメント、本当に
ありがとうございます
…個別の返信は、もう少しの間、許して下さい

今は、思いっきり落ち込み
その場で、足踏みしつつ
私らしい!って、何だろう?と考え
心配頂ける方々に感謝しながら、
朝は、自分に、おはよう!と声を掛けております

そして
彼は、私の不安や悲しみを、共有しつつ
未来の光も見える様な言葉をたくさん
掛けてくれます

幸せ者です


子供達も…
検査に、行った事を知ってる、次男と三男

私が、帰ってから何も話さず、様子がオカシイ…
お風呂に入ってる間に、私のバックに入れてた、医師からの病状説明を受けた
ペーパーを見たらしく…

「ガンだったの?」

…うん…大腸癌だった…

「進行具合は?」

…まだ、生検結果が出てないから、ステージは分からないけど
ポリープが大きくて、腸管が塞がりそう…
それ以上、カメラが進めなくて、検査出来なかったみたい

「これから、どんな風に進めるの?」

…専門医の居る、大きな病院に行く
今の内科の先生が、全部手配してくれるって!私は行く日にちを連絡するだけ

「そっか…いつ行くの?」

…週明けに…一日でも早く行く様に言われた

「俺も一緒に行くよ!」

…学校行って!独りで行けるから
ありがとう

「そっか!なら三男の事は、任せて!」

…うん!頼りにしてるね!ありがとう

思考停止中の私は、子供達に伝えるにも
気の利いた言葉が、見つかりません
母親…失格です
それでも、
色んな話をする中で、
慰めるワケでもなく
取り乱しもせず、
粛々と、そのままを受け止め、
全面的な協力と、絶対的な愛情を示してくれた、次男

三男は…まだ理解が追いついていない
長男は…家を離れてるし、どんな状況か分からない今、無駄に不安を煽りたくないので、まだ内緒
きっと、長男が一番ナイーブ…



翌日、朝早く、彼が来てくれた…

前夜、明日、行くよ!と言われた時から
彼と一緒に、ご飯を食べたかった…
外食ではなく、私が作ったご飯

病状などは、考えられないのに
ご飯を一緒に食べたい!
不思議な感覚ですね

朝早くから、
お米を研ぎ、大根を煮て、
バケットでラスクを焼いている…

子供達には、前夜のウチに…
彼が朝、来てくれるんだけど、
もし、アナタ達が、嫌じゃ無かったら…
家にお招きしても良い?と聞いていた

子供達は、
「あぁ!もちろん、構わないよ!」



マンションの下に着いたよ!

急いで下りて行き、彼の車に乗り込み
いつも通り、明るく
…おはよう!darling!

「どこに行こうかなっ…とりあえず、カフェに行こうか!モーニングやってる所なら、オープンしてるよね!」

…もし、貴方が嫌じゃなかったら、ウチに来てくれないかしら?
ご飯の準備してたんだっ♪

少しの沈黙…
「なら、そうさせて、もらおうかなっ!」

逆の立場なら…彼の奥さんが見え隠れする家には、絶対、入りたく無いだろう…
居心地は、良くないハズ
今まで、家に彼を招くなんて、考えた事も無かった

彼は、恐らく…渋々…
でも、私の意を察してか、申し出を受けてくれた

ラスクの焼ける…幸せな香りが、漂う家に、招き入れ

思いっきり、抱きしめてもらった
時折、大丈夫だから!心配ないから!
彼の言葉と、体温が、私の身体を包む

気持ちが、すうーっと楽になる

彼の顔を見たら…泣きじゃくるのか?と
思ってたのに、涙は出ない


焼きたてのラスクと珈琲

彼と話した…

カメラの画像を見た瞬間、あまりの大きさ、塞がり具合に、目の前が 真っ白になった事

一刻を争う事

ステージが、どれ程進んでるのか、不安でたまらない事

アレだけ、腸管が塞がってれば、検査前日に飲んだ下剤で、当日の朝の激痛、吐気
全てに説明が付く事

自分はガンになるなんて、全く考えてなかった…バカだよねーって、事

一気に話した

彼は、ただ、聞いてくれ
そして、
「俺は…RIKAKOの設計した、あの家で
RIKAKOと寛ぐんだから、諦めないよ!
大丈夫!全て上手くいくから!
弱音なら、俺に吐けば良い
今は、出来る事を、一つづつ、顔晴ろう…」

私が横になり、彼が
あの部分、左下腹部に、そっと手を当てる
念を送ってくれてるみたいな感じ
ジンワリと、温かさが充ちる

このタイミングで、壺出されたら
買います!って、言うんだろうね(笑)

「あはっ!そうかもねっ(笑)」



さて!お昼よ!ご飯にしましょう!

ふろ吹き大根
ブリの塩焼き
水菜の煮浸し
ご飯、お味噌汁

純和風なメニュー
頑張らない、普通のご飯

お弁当ではなく、その場で、
ご飯を作り、温かい物を召し上がって欲しかった、プチドリーム

今の家で…は、不本意では有るけれど

こんな形でも
小さく、そして、今まで出来なかった
願いが、一つ叶った

途中、ちょっと、二人でお買い物に出掛け
帰りに、近所で美味しいと評判の
パティスリーに寄り、ロールケーキをお土産に、また、家に帰る

帰ると、いつもは、部活やバイトで、
夜遅い次男が、帰っていた…

ご飯食べに行く時に、会う予定だったのに
こんな形での、再開

次男は
「いつも、母がお世話になってます
こんな事になって、ご心配おかけします」
と…
どちらが、親なのか…

3人で、今後の事を話していると
三男も帰ってきた

「あっ!彼さん♪」

いつしか、話は、私の話題から
次男の人生相談になっていく(笑)
スポーツしかしてこなかった次男が、将来の方向性など、悩みを打ち明ける…
そんな事、考えてたんだー…

本来なら、父親とするべき話なんだろうけれど…
父親と話せば、相談が説教になり
やれ、甘い!やら、親孝行しろ!やら
自慢話やら…
途中から、相談にならない
息子には、経験に裏打ちされた、大人の男が、必要だった様子

「なんか…スミマセン、僕の話ばかり聞いてもらって…(笑)」


彼を駐車場まで、送る途中
「やっぱり、みんな良い子達だ♪
彼らは、必ずRIKAKOの力になってくれるよ!頼もしいね!
俺も、彼らの力になるから、安心して良いからね!」

見えなくなる車を見送りながら
涙が溢れて、前が見えなくなってきた
一日、泣かずに過ごしたのに…


帰り着いた頃を見計らい
居心地悪いのは承知のワガママを聞いてくれて、ありがとう!
お陰で、プチドリームが叶った事や
貴方が居てくれて、どれだけ心強いかなど
ありがとうのメールを送ったら
彼からの返信は…
「今、RIKAKOに安心、安定を与えて上げられない俺、焦りと、無力感でいっぱい…
でも、必ず!治る!治る!治る!から
一緒に戦おう!」

その後、彼からのメールを見る度
胸が熱くなり、涙腺が緩む私

その、瞬間を、子供達に見られたくないので、コッソリ部屋に入る
と…
必ず…三男が、そーっと…覗きに来るので、今、家では泣くにも泣けない(笑)

これ以上、心配をかけない様に
顔晴らないと!


痛みのメカニズムが理解出来たので
お粥を中心としたメニューに変え、
普通のご飯は、彼と一緒にした食事が最後
その為か、
激痛には、襲われていない
あの、細い腸管でも、通り抜けられる
消化が良く、無理ない量を少しずつ…

便通改善、腸内環境改善の為、良かれと
日々、積極的に摂取していた、食物繊維が、結果的に、激痛を引き起こしてたとは、何とも皮肉な話



そして、昨日、彼からの連絡!

彼のお友達で、私も良く知る
サプリメントの製造会社の社長と話した!
と、言う…

癌を始め、色んな治療に悩む方が
服用し、一定以上の効果を上げていた
(有機ゲルマニウム錠剤)

数ヶ月前にも、癌に侵され、苦しんでいた
京都にお住まいの彼の友人に、彼が、
それを送って差し上げたら、腫瘍マーカーが、3か月で、半分に減少…
抗がん剤を使うのが苦痛だったのに、
ゲルマニウムを飲み始めてからは、
副作用が、感じなくなり、
驚きと感動!
お金はいくらでも良いから、送って欲しい
と、言われて居たのを、聞いていた

けど、生憎、今は
発売元からの、注文の間で、
友人社長の手元に置いていた
在庫が底をつき、
送って上げられないんだよねー
と、言っていたのが、1ヵ月前

製造ロットが、1回、万錠単位なので、
ちょっと、分けて!で、作れる単位では無いと言う…

なので、今回、癌!と聞いた時
(有機ゲルマニウム錠剤)は、脳裏をかすめたけれど、無いと聞いてたので、
一切、口に出さなかった

手に入るなら、彼が黙ってる訳がない
だろうと、思ってたから…

彼も、無いのは承知で、でも
何かいい方法が無いか、相談したところ

「RIKAKOさんが、そう言う事なら、自分用にストックしてた錠剤が有りますから、それを飲ませて下さい!直ぐに、差し上げますよ!」と言って下さったらしい

人様の情や優しさを感じ
心から、ありがとうございます


そんな中、また私の元へ
358のお札がやって来た…
この吉数の並んだお札を、
次回の支払いに、ありがたく使わせて頂こう
358のパワーも味方になって頂ける様に!

ありがとうございます


休み明け、専門医の元で、どんな判断が下されるのか、不安で仕方は無いけれど…

今、この気持ちを書き留めておかなければ
ならない!と思った

もしかしたら、この先「ありがとう」
の、言葉を忘れるかもしれない…

その時、もう一度、読み返す為に

ありがとうございます
ありがとうございます
ありがとうございます