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AMDアワード、総務大臣賞に「妖怪ウォッチ」など

2015-03-18 12:41:04 | 話題のキャラクター
こんにちは、キャラクタービジネス情報のボイス情報です!

「妖怪ウォッチ」に総務大臣賞受賞、20周年記念特別賞に鈴木敏夫氏 AMDアワードレポート

3月16日(月)、第20回AMDアワードが東京・港区の明治記念館で開催された。AMDアワードはデジタルコンテンツ産業の発展と人材育成を目的に毎年、優れたデジタルコンテンツを選び、顕彰している。一般社団法人デジタルメディア協会が主催する。
今年で20回目を迎えるが、エンタテイメントからテクノロジー、企画やアイディアまで、賞の対象なる範囲も広い。その多様さが特徴となっている。

大賞にあたる総務大臣賞は、レベルファイブの開発したゲーム『妖怪ウォッチ』が輝いた。ゲームから始まりアニメ、玩具など2014年に一大旋風を巻き起こした作品だけに納得の受賞だ。
レベルファイブの日野社長は、「総務大臣にタイトルを直接言っていただいたのを嬉しく思います」と喜びのコメントをした。また大賞発表に先立つ優秀賞の際のコメントでは、『妖怪ウォッチ』のスタッフを「日本の子どもを一番理解しているチーム」と、自らの制作チームに対しての自信を見せた。

授賞式では、優秀賞9作品、さらに新人賞にあたる江並直美賞や地域への貢献を対象とするリージョナル賞などが顕彰された。優秀賞にはアニメでもお馴染みの『アイカツ!』や『STAND BY ME ドラえもん』『妖怪ウォッチ』も挙がった。

『アイカツ!』ではバンダイからは原田真史氏が登壇し「アイドルは煌びやかな側面もあるが、周りの人を元気にするために日夜一生懸命頑張っている」「そのアイドルスピリッツで人を元気にしたい」と作品への想いを語った
『STAND BY ME ドラえもん』では白組の八木竜一監督が登壇した。『STAND BY ME ドラえもん』のヒットで「スタートラインに立てた」と語り、これからさらに挑戦していく意欲を見せた。

また20周年記念特別賞もアニメに縁の人物だった。スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーである。いつもどおりの作務衣でステージに上がった鈴木氏は、「最近特別賞が増えてます」と会場の笑いを誘った。
鈴木氏はスタジオジブリで高畑勲監督や宮崎駿監督との盟友としても知られる。ここでも宮崎駿監督のエピソードを紹介した。「(宮崎駿監督が)引退して随分経つんですけど、毎日会社に来てまして」と話しさらに監督が、鈴木氏にも時間通りに会社へ来るように要求するので困っている、と笑いながら話した。
20周年記念ソーシャルインパクトには「ご当地キャラ」が選ばれた。ご当地キャラを代表して、ふなごろー、ちっちゃいおっさん、ぐんまちゃんが登壇、荒川深冊さんが賞を受け取った。

■ 江並直美賞
藤本実(m plus)

■ リージョナル賞
白石成人

■ 年間コンテンツ賞(優秀賞)
『アイカツ!~アイドルカツドウ!~』
『ARENA TOUR2014「炎と森のカーニバル-スターランド編-」』
『Ingress』
『STAND BY ME ドラえもん』
『SmartNews』
『チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地』
『妖怪ウォッチ』
『RICOH THEATA(m15)』
『王様のブランチ「TBSぶぶたすアプリ」』

■ AMD理事長賞
『SmartNews』

■ 20周年記念特別賞
鈴木敏夫(スタジオジブリ)

■ 20周年記念ソーシャルインパクト
『ご当地キャラ』

■ 総務大臣賞
『妖怪ウォッチ』

(参照:アニメ!アニメ! 該当記事はこちら

AMDアワードも20回目を迎えたそうだが、キャラクター業界では余り目立たないイベントである。デジタルコンテンツ産業の発展の為の会であるから、これから更に本格化してこよう。
昨年の受賞一覧を見てみると、キャラクター業界に関連の深い作品も受賞している。
「艦隊これくしょん 〜艦これ〜 」や『「進撃の巨人」プロジェクト』や「ニコニコ超会議」、「信長の野望 創造」、「孤独のグルメ Season3」などが優秀賞を受賞している。
今年も、「アイカツ!~アイドルカツドウ~」や「妖怪ウォッチ」も受賞しておりゲーム・漫画・アニメなど様々なデジタルコンテンツを取り上げており、キャラクター業界でも今以上に重要な位置へ移行していくのではないだろうか。

現在のデジタルコンテンツの現在の主人公はSNSのゲームだと考えている。このため、高齢層ではなかなか広がりにくいのでは無いだろうか。
しかし、「妖怪ウォッチ」のように国内だけでなく、国際的キャラクターともなれば、やはり知らない人はほとんど居ないと言える。

今年に入ってSNSのテレビ広告が極めて大きなったが、グリーが初めてテレビ広告をしてから、だいたい4~5年しか立っていないにもかかわらず大きく変化した。しかし、多くのSNS企業は当初は資金力がなく、グリーやガンホーのように成功すると上場企業への道m開かれているが、失敗すると企業の存続は難しい、正に戦国バトルといえるだろう。

いずれにしても、AMDアワードがこれからもっと盛んになり、一般への認知が広がっていけば、デジタルコンテンツがライセンスの中心となっていくだろう。

時代の変遷は個人レベルでは同仕様もなく、業界がどう盛り上げていくか、戦略が問われよう。

感謝。


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