冬枯れの校庭、と言っても学校だったのは遠い遠い日。
母の七七日忌も終え、お世話になった母の実家を訪ねました。
実家のそばにある母の通った小学校の跡地、
ここは夏休みや冬休み、私が従姉兄たちと遊んだ懐かしい場所です。
大きい銀杏の木だけは変わることなく、そこに堂々とそびえています。
「オハツキ銀杏、葉っぱに実がつくんだよ」とよく母が言ってた。
でも私はその様子を見たことがない、
落ちたギンナンが残っていたので探してみたけどオハツキは探せなかった。
子供たちの歓声の聞こえる場所だった名残りの錆びた鉄棒。
登って遊んだモミジの木は・・・
実家の前に流れる水路、
「昔はもっと広かったよね、泳いだり魚やカニを捕ったもんね」
「改修前はこの倍くらいの広さだったからね」従兄と昔話。
従姉兄たちと散策した場所も訪ねてみた。
静かな山里の光景は昔のまま、
皆で泳いだ川、今は堰がなくなり浅い小川になっていた。
叔父からスイカやウリをもらって、この川で食べたのは60年以上前?
祖父母や叔父たちのお墓参りをして、母のことを報告しました。
今ごろは母は、大好きなの両親や兄姉たちと会っているかな?