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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

●五体俳句003・口01・井沢正江

2010-08-12 19:21:24 | 五体俳句

●五体俳句003・01・井沢正江

 

 「腕」「舌」に続いて五体俳句の第3弾。「口」。

○「すこし裂けしと思ふ炎天下」(井沢正江01)

○季語(炎天・夏)

【鑑賞】:こんな灼熱の炎天下を歩いていれば、口が少し裂けて広がったような気がします。暑さで舌を垂らす犬のように。



井沢正江(いざわまさえ)(1921~2008)

○代表句「全く暮れかなかなは鳴かざりしこと」02

○季語(かなかな・秋)

【Profile】:台南第一高等女学校卒。1940年帰国。1946年日本橋の石油問屋入社。1948年、「雪解」入門。→皆吉爽雨に師事。1983年、爽雨没後「雪解」主宰。

井沢正江掲載句

03秋の蛇美しければしばし蹤く(秋の蛇)〈特集・美し俳句〉2016/10/14

04夕空のからくれなゐに義士祭(義士祭・冬)〈色彩・韓紅〉2016/12/14


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