○方法俳句613・オノマトペ86こそこそ1・落合美佐子01・2023-03-30(木)
○「耳掻の先のこそこそ木の芽晴」(落合美佐子01)
○季語(木の芽晴・晩春)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:耳掻きは力加減がむずかしい。鼓膜などをいたわりながらおそるおそる耳掻きの先を動かす。それが「こそこそ」であろう。「木の芽晴(このめばれ)」の明るい窓辺で。
○落合美佐子(おちあいみさこ)
○好きな一句「恋猫となることもなく人を恋ふ」(『野菊晴』2019)02
○季語(恋猫・仲春)(「→俳句アトラス」より引用)
【Profile】:1938年埼玉県加須市出身。1957年「水明」入会。1964年「水明」退会。1977年「浮野」創刊と共に同人、編集に参加。1981年埼玉俳句賞受賞。1987年埼玉文芸賞準賞受賞。夫は「浮野」→落合水尾主宰。
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