俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

●五体俳句0149・耳05・鈴木詮子・2013-11-19(火)

2013-11-19 07:40:34 | 五体俳句

●五体俳句0149・05・鈴木詮子・2013-11-19(火)

 

○「しはぶきは父か雪夜の痺れ」(鈴木詮子01)

季語(雪・冬)

  雪の夜に咳き込む声が聞こえます。聞こえたような気がします。父の声でしょうか。あるいは冥界からの父の声でしょうか。寒さで痺れた耳に聞こえた幻聴でしょうか。

鈴木詮子(すずきせんし)(1924~1997)代表句「奄奄と尾燈吹雪くを追ふばかり」02季語(吹雪・冬)東京都出身。東大経済学部卒。1953年「雲母」入会、→石原八束に兄事。1961年「秋」創刊に同人参加。第18回現代俳句協会賞受賞。

〈1年前の記事〉

 
●次元俳句0104・果て(空間)01・池西言水・2012-11-18

●次元俳句0104・果て(空間)01・池西言水・2012-11-18「木枯の果はありけり海の音」(池西言水01)季語(木枯・冬) 池西言水はこの句によって「木枯の言水」...
 

コメント    この記事についてブログを書く
« ●五感俳句0149・湿感04・横山... | トップ | ●色彩俳句0149・白029・永作... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

五体俳句」カテゴリの最新記事