○次元俳句0313・表(空間)01・高橋克郎01・2017-01-13(金)
○「表富士海まで枯れをひろげたり」(高橋克郎01)
○季語(枯れ・冬) 「おもてふじうみまでかれをひろげたり」(→「言葉で描かれた富士山」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「表富士」があるということは「裏富士」もあるのでしょうか!?。ここでは富士の裏表の断定などという恐ろしいことは避けますが、この海は太平洋であることは間違いありません。
●高橋克郎(たかはしかつろう)(1932~2011)
○好きな一句「勾玉の春月出でよ石舞台」02
○季語(春月) 「まがたまのしゅんげついでよいしぶたい」(→「ネット俳句会・大呂」より引用)
【Profile】:愛知県豊田市出身。1955年愛知教育大学卒。18歳から父・加藤芳雪に俳句を学び、1961年、叔父加藤燕雨に師事、「松籟」入会。1969年「河」の→角川源義に師事、入会。2003年「松籟」主宰継承。俳人協会評議員。
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