●色彩俳句0226・白042・三森幹雄01・2015-05-13(水)
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○「白雲の絶えず湧き出る若葉かな」(三森幹雄01)
〈しろ白〉white#ffffff
季語(若葉・夏) 「しらくものたえずわきでるわかばかな」(「日本名句集成(學燈社1991)」より引用)
【鑑賞】:まるで若葉の背後から白雲が湧き出ているような、句の流れがあります。近景の若葉と遠景の白雲の取り合わせが句に立体感を持たせます。
まだ五月だというのに、すでに6号の台風一過の青空です。7号も発生しているとか(*_*)。
○三森幹雄(みもりみきお)(1829~1910)
○好きな一句「残りなくとけてめでたし夏氷」02
季語(夏氷) 「のこりなくとけてめでたしなつごおり」
【Profile】:福島県出身。通称菊治・寛。別号静波・春秋庵(11代)など。江戸に出て、富所西馬に師事。明治13年「俳諧明倫雑誌」を刊行。(引用同上)
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