●五体俳句0112・頬06・糸大八・2013-01-15
○「日光写真片頬ぬくきおもひごと」(糸大八01)
季語(日光写真・冬)
五体の「頬」は6回目となります。印画紙にネガを貼り付けて冬の太陽にかざすと絵が焼き付きました。懐かしい日光写真です。片方の頬が陽光を受けてぽかぽかしています。
○糸大八(いとだいはち)(1937~2012)
代表句「白桃の頂きまでの遊行かな」02
季語(白桃・秋)
札幌の大通り公園ホテルの長男として生まれる。学生時代にリーダーとなって始めたイベントが現在の札幌雪祭りのルーツと言われている。画家を目指して上京、1957年に早くも横浜そごうにて第1回個展を開く。その後、1972年渡欧、アールヌーボー展出展、74年メキシコ遊学、76年サロンデテ展出展など海外で活躍。1982年第2回日本画廊協会展奨励賞受賞。俳句は「握手」「円錐」に所属。
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