●五体俳句393・鎖骨1・森須蘭1・2018-8-21(火)
○「鎖骨から淋しくなりぬ星祭」(森須蘭1)
○季語(星祭・初秋)(「俳句四季201606」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「肩」を震わせてむせび泣く。「胸」をきゅんとさせて恋焦がれる。胸骨と肩とをつなぐ骨。それが「鎖骨」。淋しさは手始めに鎖骨から感じなければならない。
●森須蘭(モリスラン)
○好きな一句「立て膝の半身銀河の息遣い」2
○季語(銀河・初秋)(引用同上)
【Profile】:1961年神奈川県出身。「顔」「花顔」「以」などに所属、脱会。「伊藤園『おーいお茶新俳句大賞』」選考委員。「頂点」の→川名つぎおに師事、編集人。「衣」「蛮」創刊同人、「頂点」「ロマネコンテ」「豈」同人。自由句会誌「祭演」主宰。現代俳句協会会員、年鑑部委員。
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森須蘭掲載句
03古書店の匂い濃くなる青嵐(青嵐・三夏)〈特集653・商店俳句2-7古書店〉2024/6/21
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