○五体俳句335・指14・坂口緑志01・2017-06-11(日)
○「指の影掌に置く梅雨の伎芸天」(坂口緑志01)
○季語(梅雨・夏) 「ゆびのかげてにおくつゆのぎげいてん」(「俳句四季201701」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:一度は観てみたい奈良・秋篠寺の伎芸天。梅雨湿りの本堂。上げた右掌に指の影が落ちかかります。「→ミューズの微笑み」
●坂口緑志(さかぐちりょくし)
○好きな一句「暁をかなぶん覚めず僧の下駄」02
○季語(かなぶん・夏) 「あかつきをかなぶんさめずそうのげた」(「俳句201509」より引用)
【Profile】:1948年、三重県出身。1971年、「年輪」入会。1978年「深雪」創刊に参加。1996年「深雪」主宰。2014年「年輪」代表。俳人協会評議員。
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